ドライバー求人/トラック運転手の求人・転職はドライバーキャリア
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ドライバー・トラック運転手の現状
日本の物流を支えているトラックですが、現在このトラックを運転するドライバーの数が減少を続けています。通常、どのような仕事でも後継者が育てられ、ベテランの高齢者はリタイアして若手にバトンタッチしていきますが、トラックドライバーは、求人しても若手が集まりにくく、次の世代へのバトンタッチが上手に行われていません。
このほかに、物流自体もインターネットショッピングの普及により、近年増加傾向にあり、若手不足と物流量の増加のダブルパンチで、トラックドライバー不足が深刻化しています。
ドライバー・トラック運転手の労働環境
きつい仕事というのがトラックドライバーのイメージではないでしょうか。確かに、拘束時間は一般の仕事より長い傾向になりますが、昔に比べて法改正がされて働きやすい環境に変更が加えられて求人されています。
労働拘束時間は1日16時間まで認められていますが、基本的に13時間となります。しかも1日の拘束時間が15時間を超える場合は、週2回までと決められているので、片道15時間以上16時間以下となるような運行は週1回しか認められなくなっています。
そして、休息時間も4時間に30分の休憩が義務付けられているので、昔よりかなり体への負担が少ない労働環境となっています。
これらの労働環境改善は、大型トラックだけでなく中型トラックや他のトラックにもあてはめられ求人されているので、運転手として働きやすい環境改善が行われています。
ドライバー・トラック運転手は人手不足
トラックドライバーは、若い人から仕事がきつく体力がいる割に給料が安いといったイメージが根強く、運転手は人気がない職種となっています。そのため、求人しても人が集まりにくく人手不足となっています。
しかし各企業では、透明性のある経営を行い、休日を増やすなど福利厚生を充実させ、女性でも働きやすい職場環境づくりを進めています。例えば、中型自動車免許、大型自動車免許の取得助成制度を行い、免許取得の負担を軽減させる工夫も行っています。
ただし、現状は高齢化が進み、求人をかけても平均40代から50代のドライバーが大半を占めているのが現状です。高齢化はどの職種でも言えますが、特にトラックドライバーは高齢化が顕著に表れており、若手運転手不足が課題となっています。
ドライバー・トラック運転手の求人倍率は増加
現在、全国のすべての企業の有効求人倍率は平均1.5倍前後を推移しておりますが、トラックドライバーでは、2.5~3倍といった高倍率の求人となっています。
この求人倍率とは、仕事の数を仕事を探している人で割った割合ですが、この割合が大きいほど人手が不足していることになります。
このことから、運転手はどこの企業も少なく、求人に申し込めば採用される確率は高いといえます。
トラックドライバーの今後の労働環境と転職状況
若者にとってトラックドライバーという仕事は、3Kの仕事として定着していることと、法改正により新設された新しい免許制度も影響し、人手不足がかなり深刻となっています。それに加え、以前は運転手の給与は高かったのですが現在は全産業平均を下回っています。
この問題を一つ一つ解決していかなければ、運転手の求人が難しいと言われていますが、この状況に脅威を持つ企業は、ネットを活用して広報活動を行い、働きやすい職場環境を提案した求人活動をしています。また、準中型免許が新設され、18歳でもこの免許を取得すると2トントラックが運転できることから、若手のドライバー増加が期待されます。
働き方改革~ホワイト物流~
国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するため、あらゆる関係者が相互に協力して物流を改善する取り組みがホワイト物流推進運動です。
トラック輸送の生産性を高めるには、トラック企業だけでの努力では成り立たないことから、出荷元や荷受け先との連携が重要になります。特に出荷元と納品先での待ち時間短縮が長期労働時間を短縮させる大きな役目もあり、また荷物の積み下ろしの荷役作業の肉体労働軽減も重要になります。
このように女性や60代でも働きやすい環境づくりがホワイト物流推進運動で、新たな求人活動の取り組みです。
転職では売り手市場
トラックドライバーは、求人需要が高くなっていますが経験者のみならず未経験者にも広く門が開かれて求人されています。もちろん経験者には他の職種に転職するより有利なのは言うまでもなく、企業の方針によっては前職よりかなり待遇が良いことも多くなるでしょう。
しかも、国土交通省では女性トラックドライバーの雇用促進するために、女性トラックドライバーを「トラガール」と名付けて、2014年トラガール促進プロジェクトを立ち上げました。現在もトラガールが働きやすい環境を整えるため、様々な取り組みを行った求人がされています。
トラックドライバーの平均年収はいくらなの?
運転手の給与は、他の産業と同じように年齢により給与は変わりますが、このほかにも運転するトラックの大きさにより給与は大きく変わってきます。
トラックドライバーには大型トラック、中型トラック、小型トラックとありますが、給与は大型トラックと小型、中型トラックの2種類に分かれます。
そのうち、大型トラックは長距離トラックと中近距離トラックに分けられ、それぞれ給与形態が変わってきます。
求人されている運転手の平均年収を、トラックの種類ごとで見てみると以下のようになります。
・大型トラック中近距離ドライバー平均年収は450万円から600万円
・大型トラック長距離ドライバー平均年収は400万円から700万円
・中型、小型トラックドライバー平均年収は350万円から450万円
トラックドライバーの仕事一覧と紹介
トラックドライバーの仕事といっても、トラックの大きさや種類、そして運ぶものによって仕事内容もトラックの大きさも変わってきます。また、運転するトラックにより必要となる運転免許証も変わってきます。
ここでは、一般的に求人されているトラックの運転手について、種類ごとに詳しくご紹介していきます。
大型トラックドライバー
大型トラックは、一般的に積載量が10トンクラスのトラックのことを指すので、通称10トントラックと呼ばれています。
大型トラックの運転手を目指す方は、求人情報の大型トラックドライバーを見るとよいでしょう。
・仕事内容
大型トラックは、広域配送と地域配送の2つを担っています。広域配送を大型トラックで行う場合は、夜間走行することがほとんどとなります。
地域配送は、ルート配送と顧客配送、そしてこの2つに属さない配送の3つにわけることができます。
・業務形態
大型トラックドライバーの求人では、正社員で雇用される場合と、契約社員として働く場合がほとんどですが、この他にも下請けとして委託されて働く求人もあります。入社した会社により昼行なのか夜行なのか分かれ、多くの場合、長距離になると夜行運行がほとんどで、出先で2泊3泊することもあります。
・必要な免許
大型自動車第一種運転免許証
中型トラックドライバー
中型トラックは積載量が4トンクラスのトラックを指しますので、通称4トントラックと呼ばれています。中型トラックを運転手として探す場合は、求人情報の中型トラック募集から探すようにします。
・仕事内容
中型トラックの仕事内容は、大型トラックのように泊りとなる仕事はほとんどなく、家に帰れる距離の配送の仕事になります。一般的に1日の走行距離は500km程度といわれています。しかし、企業によっては中型トラックでも長距離走行を行っていることもあります。
また、大型トラックでは走行できない場所でも中型トラックであれば進入できるので、企業によっては中型トラックと大型トラックの2種類を所有して対応しています。
・業務形態
中型トラックの求人は、正社員や契約社員のほかに人材派遣会社に登録してトラックドライバーとして勤務する方法があります。勤務時間帯も務める会社や派遣先の会社により変わってきますので、昼間走行する場合もあれば夜間のみの走行もあります。
・必要な免許
2007年6月1日までに免許を取得した人であれば、普通自動車第一種運転免許証で運転できますが、それ以降の人は、新たに中型自動車第一種運転免許証が必要となります。
小型トラックドライバー
小型トラックドライバーは、町で一番多く目にする配送トラックの運転手になります。
コンビニなどの配送トラックや、荷物を自宅に届ける宅配トラックもこの小型トラックになります。小型トラックの運転手になりたければ、小型トラック運転手募集の求人を探します。
・仕事内容
小型トラックの仕事内容は多岐にわたるので、入社した仕事先により全く異なるといってよいでしょう。小型トラックは、ルート配送から中、長距離までこなす仕事があるほか、中、長距離を走ってきた大型トラックの荷物を、各目的に運ぶのも小型トラック運転手の仕事になります。
・業務形態
小型トラックの求人は、正社員雇用と契約社員、そして派遣社員として働く3つの方法があります。配送する荷物によりますが、宅配を専門とする事業所と企業間を専門に回る事業所とでは、勤務時間がかなり異なりますから、求人情報をよく確認しましょう。
・必要な免許
車両総重量5トン未満まで第一種普通自動車運転免許証、車両総重量5トン以上場合は平成29年より新設された第一種準中型自動車免許証が必要となります。ただし、2007年6月1日までに第一種普通自動車免許証を取得していれば車両総重量8トン車まで運転ができます。
軽貨物配送ドライバー
軽貨物時配送ドライバーは、軽自動車を使って配送を行う仕事となります。比較的軽い荷物を運ぶ仕事が多く、宅配の仕事で活躍しています。求人情報では、軽貨物運転手募集から探しますが、中には独立開業を誘う求人もあるので自分に合った求人を探しましょう。
・仕事内容
軽貨物配送ドライバーの仕事は、小包や封筒を届ける仕事のほか、個人宅から企業に集荷に伺うなど、小回りの利く地域に密着した仕事となります。
荷物が小さいので、女性ドライバーも多く活躍しているのがこの軽貨物配送ドライバーになります。
・業務形態
大体どの軽貨物配送も、1日の配達ノルマが決められており、すべてを配り終えれば終了となります。求人では、勤務時間が8時間でフレックス制を導入している企業もあるなど、時間はかなり自由がきくのがこの仕事になります。ただし、ノルマを配りきれないと、残業となることもあります。
・必要な免許
第一種普通自動車運転免許証
引っ越しドライバー
引っ越しドライバーは、引っ越しの荷物を運ぶドライバーとなり、トラックの大きさも引っ越し荷物の量により異なってきます。引っ越しドライバーを専門に求人している企業のほかに、トラック運転手として求人して、仕事の中身に引っ越し業務が含まれている場合もあります。
・仕事内容
引っ越しドライバーは、運転が主な仕事ではなく、引っ越す家の荷物を梱包してトラックに積み込み、それを引っ越し先に運び梱包を解くまでが一つの仕事となります。使うトラックは、中型トラックが主流ですが、そのほかに小型トラックや場合によっては大型トラックで荷物を運びます。そして、多くの引っ越し業者では、1日の引っ越し件数をドライバーに割り当てており、その件数をこなすと仕事は終了となります。
・業務形態
引っ越しドライバーの求人では、勤務時間は実働8時間がほとんどで、その時間を1日の中でシフトを組んで回しています。また、引っ越し業者の中には、引っ越しのない日は通常の荷物を運ぶドライバーとして仕事をさせているところもありますから、求人に申し込む際は、引っ越し以外の仕事もあるのか確認しましょう。
・必要な免許
必要な免許は、第一種大型自動車運転免許証があれば言うことがありませんが、第一種中型自動車運転免許証でも問題ない企業もあります。
ただし、最低限第一種普通自動車運転免許証がなければ求人に申し込み出来ない場合が多くなります。
宅配ドライバー
宅配ドライバーは、多くの企業が参入していますが、狭い住宅地を走るので2トン以下のトラックで行うことがほとんどとなります。求人にはセールスドライバー募集とあります。
・仕事内容
宅配ドライバーは、セールスドライバーともいわれており、荷物を配達する業務だけでなく集荷も行います。そして、その集荷した運賃の集金の業務も行う必要があります。また、宅配会社の業績を上げるために、新たな荷主の開拓をする必要もあり、やることが非常に多いトラックドライバーとなります。
基本的に小型トラックでの宅配業務になりますが、中継用として中型トラックを使用して宅配中の小型トラックと荷物の受け渡しを行う業務もあります。
・業務形態
宅配ドライバーの1日は朝早くから夜遅いというのが、かなり一般的です。出社したら自分の担当トラックに荷物を積み込む仕事から始まり、午前中の配達に出ます。営業所が担当区域から近ければ、お昼には一旦帰社して、午後の荷物があるかチェックをします。午後は、再配達と集荷をしながら業務をこなします。
そのため、個人宅の再配達時間が遅ければそれだけ帰宅時間も遅くなる傾向にあるのがこの宅配ドライバーです。
・必要な免許
第一種普通自動車運転免許証があれば、たいてい始めることができますが2007年6月2日以降に運転免許証を取得している場合は、第一種準中型自動車運転免許証が必要となる場合もあります。
トレーラー(牽引)ドライバー
トレーラーとは、運転席と荷台が分離するトラックとなり、運転席の部分をトラクタと呼び、そのトラクタで荷台を牽引する仕事になります。求人ではトレーラー運転手募集とありますが、牽引する荷物によって他の資格が必要となる場合もあります。
・仕事内容
トレーラーの仕事内容は様々で、海上コンテナを運ぶ仕事から、タンクローリー、キャリアカー、ダンプトレーラーなどを牽引する仕事となります。また、近場の仕事より遠距離を走行することが多い企業が多く、そのほとんどは夜間走行となります。
・業務形態
トレーラードライバーの業務形態は、週休2日制をとっている企業が多く、また求人は正社員として採用していることがほとんどとなります。給与水準はトラック運転手の中で最高といわれていますが、労働時間は1日10時間以上の拘束が当たり前となっているので、決して楽な仕事ではないでしょう。
・必要な免許
第一種大型自動車運転免許証と牽引免許が必要となります。
フォークリフト
フォークリフトは、重い荷物や高い所にある荷物を運ぶのに便利な乗り物です。フォークリフトは、工場内やその倉庫の荷物の移動に多くは使われています。トラックドライバーの求人には、フォークリフト運転の資格保持者は優遇する場合も多くあります。
・仕事内容
トラックに倉庫内の荷物の積み込みや、トラックから荷物を降ろして倉庫に運ぶのが主な仕事内容です。このほかにも荷物の検品にフォークリフトで高い所の荷物を降ろす作業のほか、パレットの積み上げ作業なども行います。
・業務形態
フォークリフトは、工場の勤務時間に準じて作業を行いますので、基本的に朝8時30分から夕方17時の勤務の求人が多くなります。給与も他の工場勤務の方より高い傾向があるほか、フォークリフト乗務手当が別途支給される求人が多いのも特徴です。
ただし、青果市場などでは夜間トラックに荷物の積み下ろしがあるので、市場などの求人では夜勤のタイムシフト制が多くなります。
・必要な免許
フォークリフト運転技能講習修了証が必要で、国土交通省が定めている自動車免許証と異なります。厚生労働省が発行する修了証ですが、フォークリフトメーカーや、一般社団法人で特別教育が行われ、修了証をもらうことができます。
ダンプカー
ダンプカーは、工事現場などで砂利や土砂などを運ぶためのトラックになります。ダンプカーの運転手は、物流で荷物を運ぶトラックと所属する会社が異なることが多く、求人は建設会社や土木関係の企業が多いでしょう。
・仕事内容
ダンプカーは、土砂などを積み込む場所から降ろす場所の往復の繰り返しとなります。1日の運ぶ回数が決められている場合や、運んだ回数で旧栄耀が決まる場合もあります。使用するダンプカーは大型トラックが主流ですが、中には中型トラックや小型トラックのダンプカーもあります。
・業務形態
建設現場などの土砂を運ぶので、現場の作業時間に合わせた勤務形態として求人されています。拘束時間は、8時間から12時間程度ですが、道路の建設現場などでは作業工程が決められているので、それに準じた業務時間となります。
・必要な免許
第一種大型自動車運転免許証
長距離ドライバー
長距離ドライバーには、様々な業種がありますが、長距離ドライバーは片道300km以上を走行する仕事のことを指します。長距離ドライバーの求人を探す場合は、どのトラックに乗務したいのか、そしてどの運転免許証を所持しているのかを考えて求人に応募しましょう。
・仕事内容
長距離ドライバーは、トラックの大きさも様々で軽貨物から大型トラックまで片道300km以上を走行して荷物を届けます。また、長距離ドライバーの中には新車のトラックを専門に回送する長距離ドライバーの仕事もあります。
・業務形態
長距離ドライバーの求人のほとんどは、夜間走行して荷物を運ぶのがメインになります。午後に荷物を積み込み夕方には荷主を出発して翌朝荷受人の場所まで運びます。
一日の拘束時間は13時間と決められており、走行時間も4時間に1回30分以上の休憩を挟みながら運行します。
・必要な免許
第一種大型自動車運転免許証のほか、運転するトラックの大きさにより必要となる免許は変わります。
中距離ドライバー
中距離ドライバーは、長距離ドライバーより距離を走ることがなく、それでいて近距離ドライバーより稼げるのでかなりバランスが良いドライバーといえます。おもに大型トラックや中型トラックの運転手が求人されています。
・仕事内容
1日の走行距離は約400km程度で、企業により夜行と昼行の2種類にわかれます。しかし、必ず毎日家に帰れるのが中距離ドライバーとなります。
拘束時間は、12時間程度が主流で、この時間内で1回の積み下ろしから2回の積み下ろし作業を行います。
・業務形態
中距離トラックドライバーの求人は、福利厚生が充実している企業がほとんどで、勤務時間も決められています。休日は土日が基本となる企業がほとんどですが、シフト制を導入している企業もあるので、自分の生活スタイルに合った求人に募集しましょう。
・必要な免許
第一種普通自動車運転免許証(2007年6月1日までに免許取得の場合)、第一種中型自動車運転免許証または第一種大型自動車運転免許証
タクシードライバー
タクシーは、人を乗せて走る乗用車で、2種免許取得をサポートした求人もあります。タクシードライバーも求人数は多くありますが、トラック運転手同様に売り手市場です。
・仕事内容
仕事内容は、お客さんを載せて目的地まで安全に送り届ける仕事になります。仕事には2通りあり、流しと呼ばれる繁華街をタクシーで走りお客さんを拾う方法と、駅やイベント会場などで、お客さんを拾い目的地まで送り届ける方法です。
・業務形態
タクシーの業務形態は、タクシー会社に雇用されて勤務する方法と、個人タクシーとして営業する方法の2種類ですが、求人はタクシー会社から出されています。
タクシーの勤務時間の多くは、隔日勤務が主流となっています。例えば朝8時に出社したら翌日朝4時までの勤務となります。このように、日勤と夜勤をくっつけて2日分を1回の勤務としていることがほとんどで、明け勤務の翌日は休みとなります。
・必要な免許
第2種普通自動車運転免許証
バスドライバー
バスドライバーは一度に多くのお客さんを乗せて目的地まで送り届ける仕事で、大型トラックの運転手が2種免許を取得して求人に応募することが多くなります。
・仕事内容
バスドライバーの仕事には、路線バス、高速バス、一般貸切バスの3つに業務が分かれます。路線バスは、地元の地域を走行する乗り合いバスで、毎日帰宅できる仕事です。高速バスドライバーは、高速道路を使い地方と都市部を結ぶ路線を1日400km前後走行しますが、路線を組み合わせた宿泊を伴う勤務が多くなります。貸切バスは、お客さんを目的地まで運ぶ仕事から、観光地を巡る仕事まで様々で、日帰りから宿泊までお客さんの旅行行程に合わせて運行します。
・業務形態
路線バスや高速バスは、勤務シフトに準じて仕事を行いましから、休日も決まっていることが多くなります。しかし、そのほとんどは勤務スケジュールをシフトさせるので1か月ごとに休日がかわることがあります。
貸切バスは、貸切業務によって宿泊を伴う仕事と日帰りの仕事に分かれるので、勤務を運行管理で前日までに作成して発表されることがほとんどです。そのため、翌日にどこに仕事に行くのかは、前日までわからないことが多くなります。
また、貸切バスドライバーの休日も、泊まり勤務が重なることもあるので代休となることも多く、繁忙期では連休が取りづらいことも多いでしょう。
バス会社は、路線バスを運行している大手バス会社から、観光のみの小さいバス会社まで多数あり、求人に申し込む場合は自分がどのような業務をしたいのか考えて申し込みましょう。
・必要な免許
第2種大型自動車運転免許証