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【ドライバー向け】履歴書の書き方と志望動機・自己PRの例文

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この記事ではドライバーさんが転職をする際の履歴書の書き方について扱っています。この記事が読者様にとってベストな転職の役に立つことを祈っています。

履歴書を書き始める前に

実際に履歴書を書き始める前にしておくとよいのが(1)応募する企業に関する下調べ(2)自分の経歴整理(3)証明写真の撮影です。

(1)応募する企業に関する下調べ

まず、インターネットで応募したい企業のサイトや求人ページなどを調べてみるなどし、「どんなものを、どこに、どんな風に運ぶ会社か」を改めて調べてみましょう。

この下調べをすると、その企業はどんな人材を求めているかのイメージがはっきりしてきます。ご自分がアピールすべきポイントをしっかり押さえた履歴書を作りやすくなるのです。

例えば、日用品を一般家庭に決まったルートで配送するようなお仕事ならば、フランクなやり取りが自然にできるコミュニケーション能力が求められる一方で、力仕事をあまり求められていないのではないかと予測できますね。

事前の準備として、応募する企業の情報を整理しておくと、作成する履歴書を通じてご自分が何を伝えるべきかが明確になり、結果的にスムーズな履歴書作成ができます。

(2)自分の経歴整理

履歴書で伝えるべき経歴は大きく2種類で、学歴と、職歴です。

学校や会社の正式名称や入社年月日など、基本的な情報をまずは収集しましょう。

また、ドライバーさんの場合、免許情報が非常に重要になってきます。

免許をいつ取ったのか、などの情報も記入を求められることがあるので、書類や記録を用意しておきましょう。

書類集めは履歴書などの書類作成のためだけではなく、面接や入社手続きのためにも必要な準備になりますので、免許証の提示やコピーの提出を求められたとき、スムーズに対応できるようにしておきましょう。

紛失してしまった等で手元にない場合にはできるだけ早く入手しておくことをお勧めします。

(3)証明写真の撮影

証明写真の撮影はお急ぎの場合、駅やスーパーに設置されているスピード写真機で700円程度から可能です。この場合、何時でもOKなことが多いので便利です。

服装は背広が望ましいです。背広を持っていない場合、シンプルな白いシャツなど、フォーマルに見えるものを着て撮影しましょう。

数千円程度かかりますが、写真屋さんでの撮影もお勧めします。

表情や写りなどを店員さんが調整してくれる他、写真データの提出を求められた場合でもサイズ調整から対応してもらえるお店も多いです。

またスーツやジャケットを持っていない人向けに貸し出している店舗もありますので問い合わせてみるとよいでしょう。

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履歴書の記入方法

履歴書

事前準備ができたら、早速履歴書を埋めていきましょう。

上の図で示したエリアごとに解説します。

1.基本情報

整備士の履歴書の書き方見本

氏名や住所の記入方法

氏名ですが「山田 太郎」のように苗字と名前の間を空けましょう。

半角か全角かはどちらでも不自然でない方を選択しましょう。

住所は1-23-24のようにハイフンで数字を挟む形でもよいですが、見本のように2丁目8-1のようにしてあげると誤解が少なく済みます。

数字について

漢数字(一、十など)は使わず、アラビア数字(1、2)を使うことが一般的です。全角、半角は基本的に全角の方がバランスが取りやすいです。

しかし、職歴欄など、幅に制限がある場合などは半角の方がバランスがよいこともあるので、一度入力してみて、少し遠くから見てチェックしてみることをお勧めします。

証明写真について

サイズですが、履歴書にいくつ×いくつなどといった形で指定があるので基本的にはそれに従うようにしましょう。ただしほとんどのものは3×4です。

またスピード写真で取る場合には「履歴書用」というモードを選べる場合がほとんどですのでそちらを選ぶようにすればよいでしょう。

2.経歴欄

学歴の書き方

ドライバーの履歴書に学歴をどう書くかの見本

学歴欄

まず、学歴を書く際には私立、市立などを含む学校の正式名称を書くようにしましょう。

図では西暦になっていますが、「令和2年」「R2」のような書き方をしても構いません。基本的には生年月日に合わせたフォーマットで書くと安心です。

多くの会社では高校や高等専門学校より前の学歴は求められません。指定があれば書くという形でよいでしょう。

複数の学歴を書く際には図のように入学と卒業をひとかたまりにするとよいでしょう。

さらに他の学歴との間を図のように一行空けるとわかりやすいです。

職歴欄

トラック運転手の職歴の書き方

社名を書く場合には株式会社〇〇や、有限会社〇〇のように正式名称で書きましょう。

前職でどんなものを運んでいたかなどを簡単に記すと親切でしょう。

これを書くことで入社後に「この仕事をやるとは思っていなかった」、等のミスマッチを防げます。

3.資格・免許欄

トラック運転手の資格欄の書き方

基本的には取得した資格は全て書くと考えて差し支えありません。

免許に関しては正式名称で記述しましょう。特に普通免許の場合オートマ限定なのかどうかなども記述すると採用担当者にはわかりやすいでしょう。

また、フォークや重機など、自動車に関連する免許や資格があると高評価に繋がることが多いです。

加えて、会社によってはマナー検定や漢字検定など一見関係ない資格でも評価をしてくれるところもあります。自分のご判断で書いてみましょう。

そのほかの欄には志望動機や自己PRの他、通勤方法や家族構成などを記入することが一般的です。

選考を受ける上で、ご自分が採用担当者に伝えたいことを書くようにするとよいでしょう。

志望動機

履歴書の用紙に書く場合、200文字〜300文字程度で簡潔にまとめることが一般的です。

【例文】

私が貴社の中型ドライバー職に応募する理由は自分の強みを活かして地域社会に貢献できる職につきたかったからです。私の強みは時間厳守できる点です。私は前職で軽貨物配送の仕事を4年間続けてきましたが、出社に遅れたことは一度もありません。また、土地勘を活かし多くの案件で定時での配送を実現しました。こうした強みを活かし、貴社と地域に貢献するドライバーとして働きたいと思っています。

ドライバーの場合、転職活動において志望動機が重視されることはほとんどないのが現状です。ただし、あまりにも簡単な内容だったり、雑な印象を与えてしまう内容だったりするとその後の選考に響く場合がありますので注意しましょう。

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自己PR

自己PRも履歴書の用紙に書く場合、200文字〜300文字程度で簡潔にまとめると良いでしょう。トラックドライバーの場合、多くの採用担当者様に求められるのは下記のような特徴を持つ候補者です。

    ・コミュニケーション能力が高い
    ・素直さがある
    ・体力がある
    ・時間厳守ができる

運送会社の採用担当者からは顧客に失礼のないコミュニケーションができ、安全な運転ができる方が好まれることが多いです。

【例文】

私の強みは自己管理能力です。前職では5年間配送ドライバー・配車係として働いてまいりました。繁忙期には残業が多くなることも少なくありませんでしたが、睡眠時間と体調の管理を怠らないことで遅刻や欠勤を一度もしませんでした。また退職まで無事故無違反で働くことができました。貴社でドライバーとして働く上でも配送スケジュールに穴を開けず、安全運転に努めたいと思います。

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まとめ

この記事では履歴書の基本的な書き方とトラックドライバーへの転職を目指す方におすすめの志望動機・自己PRの書き方をご紹介してまいりました。ぜひ良い履歴書を書いて働きたいと思える職場へ転職できることをお祈りしています!

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