新しく大型トラックを導入したり、大型トラックの買い替えを検討されている方の中には、中古の大型トラックにしようかと考えている人も多いと思います。
今回の記事は、中古大型トラックを購入するためのポイントや失敗しない秘訣などをご紹介。中古の大型トラックならではのチェック項目なども解説していきます。
中古の大型トラックを上手に選んで後悔しないためにも、ぜひ最後までお読みくださいね。
中古の4tトラック選びに失敗しないために!年式や走行距離による選び方を解説します!
目次
技術の向上により高品質の中古トラックが多い
実際に大型トラックを買おうと思った時、本当に中古で大丈夫なのか?と心配される方も多いと思います。特に走行距離が長く年数も経っている中古の大型トラックの場合は特にそう考えたとしてもおかしくありません。
しかし特に最近の大型トラックに関しては、トラックメーカー各社の開発技術の向上により、大型トラックの性能や耐久性が格段にアップしています。
そのような理由から、たとえ大型トラックが中古車だとしても現在中古車市場に流通しているものは安心して乗れるものばかりです。
特に長距離を走る大型トラックは長い年月使用していても故障しにくいように耐久性があります。それに最近の技術革新がプラスされているため、中古の大型トラックの故障リスクはさらに低減しているのです。
中古の大型トラックがさまざまな媒体や方法で購入できる今は、中古車業者も魅力的なラインナップにしないと競争に負けてしまいます。そのような点からも安心して中古の大型トラックを選んでいただけるのではないでしょうか。
中古で大型トラックを購入する方法とは?
それでは中古の大型トラックを探すにはどこに行ったり何を調べれば良いのでしょうか?それぞれの特徴を考えながら、中古の大型トラック選びにぴったりの方法を探してみて下さい。
トラック専門の中古車販売店
中古の大型トラックを購入する方法として、一番一般的なのがトラック専門の中古車販売店を利用する方法です。
特に車種を中古のトラックに限定していることで、購入する側のニーズにも細かく対応してくれます。また購入者の希望に合わせた大型トラックを自由にチョイスできるのも中古車販売店の特徴です。
また自社のWebサイトなどを持っている中古車販売店であれば、豊富な在庫の中から希望の大型トラックをじっくりと選べます。
さらには全国の中古大型トラック販売店が加盟するポータルサイトを利用している店舗もあります。こちらのサイトには全国にある中古車販売店が仕入れた中古大型トラックの情報が網羅されています。
常時5000~7000台の中古大型トラック在庫の中から選べるので、選択肢も増えるはずです。
トラックメーカー
中古の大型トラックを購入する方法としては、トラックメーカーの販売代理店を通して購入することもできます。信頼性は抜群ですが、トラック専門の中古車販売店に比べると選べる中古大型トラックの種類が限られてくる場合があります。
しかし中古の大型トラックに新品の架装などを付けたい場合には、トラックメーカーの販売代理店で購入する方がお得かもしれませんね。
オンライン売買サービス
最近特に増えてきたのが、インターネットを通じて中古の大型トラックを売買するオンラインサービスです。こちらは中古の大型トラックを売りたい人と買いたい人を直接結び付けるサービスになっています。
オンラインの中古大型トラック売買サービスにはこのようなメリットがあります。
- 中古市場に出回る前の、状態の良い大型トラックに出会うチャンスがある
- 売る人と買う人の間に業者が入らないため余分な手数料がかからず、お得に中古大型トラックを購入できる
このように中古大型トラックを購入する方法はさまざまです。
それぞれに異なるメリットがあるため、中古大型トラックを購入する前にしっかりと自分に合った方法を見つけて下さいね。
中古の大型トラックを買う前にはここをチェック!(外装・内装)
それでは実際に中古の大型トラックを選ぶ際にチェックすべきポイントを解説していきます。まずは外装や内装といった目に見える場所のチェックポイントです。
外装の傷やへこみ、シャーシのサビやゆがみ
長距離や悪路を走行することが日常の大型トラックには、外装に細かい傷が付いてしまいます。そのためある程度はどうしようもないことかもしれません。
しかし中古大型トラックを購入する前にチェックしなければいけないのは、このようなポイントです。
- どのような状況で付いた傷なのか?
- 今後の走行に支障はないのか?
またダンプのように荷台が持ち上がる大型トラックであれば、シャーシの確認も必ず必要です。
重い積載物を乗せる大型トラックであれば、シャーシにゆがみやサビがあると時間が経つとともに悪化し故障の原因にもなります。
エアコンやカーナビなどの動作確認
中古大型トラックの運転席を目視する時には一緒に、エアコンの効き具合を確かめたり、カーナビがしっかり起動するかも確認しましょう。
このほかに内装や車内でチェックしたい箇所はこちらになります。
- 中古大型トラックの内装チェックポイント:車内にタバコなどの臭いが無いか
- 中古大型トラックの内装チェックポイント:車検証や自賠責保険証、自動車納税証があるか
- 中古大型トラックの内装チェックポイント:車内が清掃されているか
これらは忘れがちなチェックポイントです。中古の大型トラックを選ぶ際にはしっかり確認しましょう。
メーターパネル内の表示灯や警告灯のチェック
また運転席に座った際にメーターパネル内部の表示灯や警告灯もチェックしましょう。
エンジンをかけるとこれらの表示灯が点灯します。大型トラックの稼働や積載に関する異常を運転手に知らせるための大切な役割があります。
警告灯の示す意味が分からない場合は、係員に確認しながらチェックすることをおすすめします。
タイヤコンディションやエンジン回り
タイヤコンディションやエンジン回りも、中古の大型トラックを購入するには要チェック。中古の大型トラックでは次のような箇所に気を付けながら確認すると良いでしょう。
- 中古大型トラックのチェックポイント:タイヤの摩耗状況
- 中古大型トラックのチェックポイント:スペアタイヤはそろっているか
- 中古大型トラックのチェックポイント:エンジン稼働時に異音が無いか
- 中古大型トラックのチェックポイント:排気音が大きすぎないか
中古大型トラックの内装や外装をチェックする上では、次のような点も一緒に確認すると良いでしょう。
- 中古大型トラックのチェックポイント:ブレーキの利き具合
- 中古大型トラックのチェックポイント:マフラーに穴が開いていないか
- 中古大型トラックのチェックポイント:必要なジャッキや車載工具はそろっているか
- 中古大型トラックのチェックポイント:窓ガラスにひびや傷が入っていないか
- 中古大型トラックのチェックポイント:エンジンオイルは交換されているか
中古大型トラック現車をチェックする際に忘れずに確認しましょう。
中古の大型トラックを買う前にはここをチェック!(その他)
内装や外装以外にも、チェックした方が良いポイントがいくつかあります。中古の大型トラックを購入してからトラブルにならないよう、しっかりと確認しておきましょう。
走行距離や年式
年式が古い大型トラックや走行距離が多い大型トラックでも、トラック自体の性能が上がったため故障は少なくなってきました。そうはいってもある程度を超えると故障のリスクが高まるため注意が必要です。
- 大型トラックの走行距離が70万㎞を超えていないか?
- 大型トラックの寿命が15年を超えていないか?
メーカーによるリコールがないか?
またメーカーによるリコールが無いかも、中古の大型トラックを選ぶ上では大切です。
これらの情報はインターネットのメーカー公式HPなどで気軽に調べられますので、自分が購入したい車種についてあらかじめチェックすることをおすすめします。
点検整備手帳で部品交換記録を確認
また中古の大型トラックには必ず点検整備手帳が付いています。これにより大型トラックの部品交換記録や修復歴を確認できます。このような整備記録は、大型トラックがどのような修理をしたか示す大切な情報源です。
購入予定の大型トラックの新車登録時からの整備記録が、きちんともれなく記載されているかチェックするのも重要です。
まとめ
中古の大型トラックを選ぶ方法は、実に様々です。中古車専門販売店やメーカーの代理店、売買サイトなど便利になっています。
それぞれに特徴がありますので、中古大型トラックを購入するお店選びの参考にして下さい。
また中古大型トラックの内装や外装に関するチェックポイントの他にも走行距離や年式、整備履歴やリコールの有無についてもしっかりチェックが必要です。
大型トラックを中古で選んだ後で、故障や不具合を発見しないためにも事前の確認をしっかり行いたいですね。
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国際基督教大学卒。エン・ジャパンの新規事業企画室でHRTech(SaaS)の事業企画と営業を経験。シード期のHR系スタートアップでインサイドセールスとキャリアコンサルタントに従事し全社MVPを獲得。その後、5年で300名と急成長するベンチャー企業ネクストビートにて、高所得女性向け情報メディア事業、ホテル向け人材事業の立ち上げを行う。