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トラックの耐用年数はどのくらい?損しない減価償却や簡単な計算方法を一挙紹介!

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トラックは、運搬事業を行う上で必要になるものです。中古トラックを選択肢することで多少は出費を抑えることができますが、その場合でも決して安い買物とは言えません。

高い金額を出してトラックを購入するわけですから、何年使えるのか目安となる「耐用年数」は気になる情報です。また、減価償却についての疑問も尽きないと思います。

本記事では、トラックの減価償却と耐用年数について詳しくご紹介します。新車トラックと中古トラックでも違いがありますので、事前に把握しておく必要があります。トラックの購入を検討している方は是非この記事をご参考にしてください。

「耐用年数」には2種類ある!

法定耐用年数

法定耐用年数とは一般的なトラックの寿命ではなく、減価償却の処理のために定められた目安の期間のことを言います。

減価償却とは、例えば大型トラックを2000万円で購入した時に、そのままその年に経費として計上してしまうと、数字上では赤字になってしまう恐れがあり、銀行などからの融資ができなくなる可能性があります。

そのようなことがないように、トラック購入後は費用を分割しその年ごとできめられた額を経費と計上することです。

トラックの場合、その計上や使用目的によって法定耐用年数は違うのですが、貨物自動車の場合はダンプ式のもので4年、それ以外は5年で減価償却を行います。

このように法定耐用年数は経理上でトラックの価値を示すためのものなので、その年数を超えたら使えないというわけではありません。

トラックの寿命としての耐用年数

もう一つの耐用年数が、エンジンなどトラック自体の耐用年数で、いわゆる寿命となります。

トラックの寿命は一般車両と同じで、使用頻度や走行環境、普段のお手入れなどによって大きく変わるため一概に寿命が何年と答えることはできません。

ですが、おおよその寿命としては小型トラックの場合、走行距離10万キロ前後で何かしらの不具合が出はじめると言われており、修理をすれば走るのですが、耐用年数は5年~10年前後くらいになります。

中型トラックの場合、1日に160km走行した場合、月(22日)で3520km、1年で42240kmとなります。

このような走行環境の場合、寿命は約10年前後で何かしらの不具合が出てくると言われており、走行距離は約40万kmほどです。

大型トラックの場合、エンジンはディーゼルエンジンが多く、比較的丈夫であるため大きな不具合はなかなか出にくいと言えます。

定期的なメンテナンスは必要ですが、走行距離では70~100万km、耐用年数は20年前後となります。

トラック別!法定耐用年数の違い

 

トラックの耐用年数は、トラックの種類で異なります。トラックは、自家用トラック業務用トラックに分類され、その中でもタイプによって耐用年数に違いがあります。

本項目では、トラック別の耐用年数をご紹介します。耐用年数は、法で定められている使用に耐えうる年数です。購入しようとしているトラックの耐用年数を事前に把握しておきましょう。

また、国税庁の公式サイトにトラックの耐用年数が公表されているページがあります。トラック以外の耐用年数も記載されておりますので、確定申告の際には参考にすると便利です。

国税庁:耐用年数一覧表

自家用トラック

自家用トラックは、自分の荷物を運ぶためのトラックです。対価を得て荷物を運ぶことはできません。ただし、「自家用有償貨物運送」の許可を得ている場合に限り、営利目的で運搬することが認められています。

自家用トラックの場合、「ダンプ式のトラック」と「その他のトラック」によって耐用年数に違いがあります。

  • ダンプ式のトラック 4年
  • その他のトラック 5年

ダンプ式トラックは、荷台を傾けて積荷を一気に下ろすことができるトラックです。土砂運搬などに利用されることが多く、自家用として利用する場合、耐用年数は4年となります。ダンプ式以外の自家用トラックの耐用年数は、一律5年です。

業務用トラック

業務用トラックは、有償で他人の荷物を運ぶトラックです。様々なタイプが存在しており、主に積載量や排気量を基準として耐用年数に違いが生じています。

  • 小型トラック(積載量2t以下) 3年
  • 小型トラック(排気量2L以下) 3年
  • 大型トラック(排気量3L以上) 5年
  • 被けん引車(トレーラー) 4年
  • その他のトラック 4年

排気量が大きい大型トラックは長めの耐用年数が設定されています。逆に積載量や排気量が少ない小型トラックは短めの耐用年数となります。トラック以外にトレーラーの被けん引車にも耐用年数が決められており、4年となっています。

ご覧いただいた通り、トラックと言っても様々なタイプが存在しており、各トラックで耐用年数に違いがあります。現在利用しているトラック、またはこれから購入しようとしているトラックの耐用年数を正しく把握しておきましょう。

そもそも中古トラックの耐用年数とはなにを表す年数なのか?

耐用年数は、法で定められている使用することができる年数の目安です。あらゆるものに設けられており、トラックにも法定耐用年数が設定されています。

新車トラックはもちろん、中古トラックにも耐用年数があります。専用の計算方法が用意されており、トラックを利用できる年数の目安や減価償却をする際に引用することになります。

繰り返しになりますが、耐用年数はあくまで目安です。中古トラック運用中に耐用年数が過ぎることもありますが、その時点で確実にトラックが寿命を迎えるわけではありません。

法的に使用が禁止されることもありませんし、それまで以前と同様に事業に利用することができます。耐用年数は目安ですから、日頃からトラックを大切に扱うことで、耐用年数を大きく超えた運用をすることも可能になります。

中古トラックの耐用年数の計算方法とは?

新車トラックの耐用年数は長くても5年です。中古トラックの場合は既に何年か利用されていることが前提となります。そのため、新しくトラックの耐用年数を計算する必要があります。

耐用年数の一部が過ぎている場合と、全て過ぎている場合によって耐用年数の計算方法に違いがあります。それぞれのケースで、中古トラックの耐用年数がどうやって算出されるのか知っておく必要があります。

本項目では、中古トラックの減価償却や耐用年数の計算方法についてご紹介します。減価償却を行うために耐用年数は必須になりますので、中古トラックの購入を検討している方は参考にしてください。

気になる中古トラックの減価償却!

減価償却とは、時間経過によってものの価値が減っていくという考え方です。ものの価値が減ることで経費として計上することができるので、減価償却は適切に行っていく必要があります。

トラックのように一台100万円以上することが珍しくないものは、1年目に全額償却せずに何年かに分けて減価償却するのが基本です。この減価償却を行う際に重要となってくるのが耐用年数です。

減価償却には「定額法」「定率法」の二つの計算方法があります。どちらも耐用年数を利用して計算を行います。それぞれの計算式に前述した耐用年数を用いて計算しましょう。

国税庁:償却率表

定額法

「定額法」は、毎年一定の費用を償却します。「購入金額÷耐用年数」というシンプルな計算方法のため分かりやすい減価償却方法と言えます。

例えば、耐用年数が4年の300万円の中古トラックを購入した場合、毎年75万円ずつ減価償却されます。耐用年数が5年であれば60万円ずつ償却されることになります。

定率法

「定率法」は、初期に多めの償却する方法です。「未償却額×定率法の償却率」という計算方法のため、年数が経つにつれて償却額が下がっていく特徴があります。定率法の償却率は「1÷耐用年数×250%」で求められます。

早い段階で多めに経費として計上することができるため、資金を早期回収できるメリットがあると言えます。

耐用年数が全て過ぎている場合

中古トラックを購入した時点で耐用年数が全て過ぎている場合は、「法定耐用年数×20%」という計算方法で耐用年数が算出されます。

ただし、算出された耐用年数が2年未満の場合は2年とされます。また、2年以上の場合は端数が切り捨てられます。

このような計算方法になっているため、中古トラックが何年使われたものであっても、最低2年の耐用年数が設定される仕組みになっています。

耐用年数が一部過ぎている場合

中古トラックの耐用年数が一部過ぎている場合は、「(法定耐用年数-経過年数)+経過年数×20%」という計算方法で耐用年数が算出されます。

こちらの場合も、2年に満たない場合、耐用年数は2年とされます。端数切り捨てについても同様です。

耐用年数4年のトラックが2年経過している場合、2.4年となり端数は切り捨てられて耐用年数2年となります。

トラックの寿命を延ばすには

トラックは、新車や中古問わず大きな買物です。できる限り長く使いたいと考えるのが普通だと思います。高いお金を払って購入したものですから、耐用年数の分だけ使えたら満足というわけにもいきません。

耐用年数が全て過ぎてしまい、0年になった後も変わらずトラックを使うためには、日頃のメンテナンスや使い方に気を配る必要があります。逆を返すと、耐用年数以上にトラックを運用することができれば、トラックを大切に扱えているということにもなります。

本項目では、トラックを長く使うために心がけたいことをご紹介します。簡単に実践できることですので、これからトラックを購入する方も、既に利用されている方もぜひ参考にしてください。

こまめなメンテナンスをしよう

定期的なメンテナンスはものを長持ちさせるために重要です。トラックも例外ではなく、修理や整備を欠かさないことが大切です。

エンジンオイルやオイルエレメント等、消耗品の交換を定期的に行うことで劣化を遅らるように心がけましょう。

ちょっとしたことですが、定期的なメンテナンスを行うことで耐用年数を過ぎた後も運用することができます。耐用年数がゼロになった時点でトラックの資産価値はゼロになりますが、その後も事業に大きく貢献してくれるでしょう。

急加速や急ブレーキは避ける

乗車中にも気をつけたいポイントがあります。急加速や急ブレーキはエンジンにかける負担が大きく、結果的にトラックの寿命を早めてしまうことに繋がります。

低負荷の「暖気運転」を心がけ、エンジンへのダメージを極力抑えるようにしましょう。

エンジンに負担をかける使い方を続けていると耐用年数が過ぎていないにも関わらず、トラックが寿命を迎えてしまうこともあります。耐用年数、もしくはそれ以上使うためにも運転の仕方には気を配りましょう。

中古トラックおすすめ車両!

一口に中古トラックと言っても様々な種類があります。使い方によってどのトラックが適しているかも変動します。

本項目では、おすすめの中古トラックをご紹介します。トラックの種類の特徴も交えてご紹介しておりますので購入の参考にしてください。

ダイハツ「ハイゼットトラック」

引用元:ダイハツ様

「ハイゼットトラック」は、ダイハツが販売している軽トラックです。

軽トラックは、車体が小さく小回りが効きやすい特徴があります。初めてのトラックとして軽トラックを選択する人も多く、幅広く利用されているトラックです。

ダイハツの「ハイゼットトラック」は、軽トラックの基本を抑えつつも頑丈な車体、力強いパワーと機動力を実現しています。

車体には、防錆鋼板を使用しており、サビ耐性が強いのも特徴です。軽トラック最長レベルのサビ保証期間5年によって、安心して長く使うことができる軽トラックと言えるでしょう。

トラックにとって大切な荷台は広いスペースを確保。扱いやすい荷台を設計することで荷物の積み下ろしの負担を徹底的に軽減しています。

ダイハツの「ハイゼットトラック」は、350kg以下の軽荷物や近距離運搬を主とする方におすすめの軽トラックです。

トヨタ「ハイラックス」

引用元:トヨタ様

「ハイラックス」は、トヨタより販売されているピックアップトラックです。

ピックアップトラックは、開放式の荷台を備えているトラックです。トラックとは思えないほどスタイリッシュな形状をしているトラックが多いのも特徴の一つです。

トヨタの「ハイラックス」は、1968年に初代モデルが発売されて以来、多くの人に親しまれているピックアップトラックです。実用性だけではなく、外見も洗練されていることもあり、根強い人気を誇っています。

駆動制御や高剛性のフレームを使用しているので山道や雪道など、険しいオフロードにも負けません。スタリッシュな外見とは裏腹にパワフルな走行を実現しています。

荷台は開放式になっており、木材や工具などを簡単に詰め込めるのも魅力的です。ホームセンターの買物、キャンプ、室内に置きにくいオイルタンクの保管など。あらゆる用途に使うことができます。最大積載量は500kg。

トヨタの「ハイラックス」は、実用的な中古トラックが欲しいけど外見も気にしたいという方におすすめです。

日野「レンジャー」

引用元:日野様

日野の「レンジャー」は、貨物用の中型トラックです。

中型トラックは、積載量が4tクラスのトラックを指します。積載量や形状はトラックによって大きく変わる特徴があります。一口に中型トラックといってもメーカーやシリーズによって性能や使い勝手が大きく変化します。

日野の「レンジャー」は、1964年に登場した初代モデル以降、様々なタイプのモデルが販売されています。中には積載量11.5tに対応しているモデルも販売されました。

エンジン周りは、ダウンサイジングによって低燃費を実現。燃料の消費量を徹底的に抑えることで長距離運搬にも安心して利用することができます。

ドライバーをサポートする安全性能も充実しています。PCSは歩行者を検知して衝突回避を、スキャニングクルーズⅡは車間距離を自動的にコントロール。ドライバーの負担を軽減することを実現しています。

荷台は平ボディ+屋根無しになっているため、荷物の積み下ろしを簡単に行うことができます。クレーン付きのモデルを選択する場合は積み下ろしの勝手が若干変わりますので注意が必要です。

日野の「レンジャー」は、長距離運搬を主とする方におすすめとなる中型トラックです。

まとめ

トラックの耐用年数についてご紹介してきました。耐用年数は使用することができる期間の目安であり、トラックを減価償却して経費に計上するために必要となるものでした。

新車トラックの場合は法定耐用年数をそのままあてはめるだけのシンプルな減価償却が可能です。一方で、中古トラックの購入を検討されている方は、耐用年数の計算方法について把握しておく必要があります。

経費を計算するのは大変な作業ですが、一つ一つこなすことが大切です。第一段階としてトラックの耐用年数を正しく把握しておきましょう。その際は是非、本記事でご紹介した耐用年数の計算方法を参考にしてください。

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