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4トントラックの運転のコツは?難しいポイントや練習方法を紹介

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運送業界において最も活躍していると言っても過言でない4トントラック。

運送業界は現在働き手が不足しているため、4トントラックドライバーの需要は年々高まっています。
ただし、普通自動車のようには運転できない難しさがあるのが4トントラックです。

この記事では、

・4トントラックの運転の難しい点
・4トントラックを上手く運転するコツ
・4トントラックの運転練習方法

などについて詳しく紹介しています。

その他にも4トントラックの種類や運転するための資格についてなども紹介しています。
運送業界や物流業界、4トントラックに興味のある方はぜひ最後まで一読してくださいね。

4トントラックとは

4トントラックは街中で走るトラックの中で一番多いとされています。汎用性が高いため、運送業界だけでなく、土建業や食品業界まで幅白く使われています。

しかし、そもそも4トントラックがどういったトラックなのかご存知ですか?車両の規格や寸法、運転するために必要な資格は何かなど紹介していきましょう。

関連記事:4トントラックとは?積載量やサイズ、ドライバーの給料まで

車両規格

4トントラックの4トンとは、おおよそ4トンまで荷物を積むことができるいう意味で必ずしも4トンまでということではありません。実際の積載量、これを最大積載量と言いますが、これは車両重量や車両総重量によって異なるため、トラックによって積載量は変わってくるのです。

おおよその4トントラックの最大積載量は4,500〜6,500kgで車両総重量が7,500〜11,000kgと幅広いです。

車両寸法は?

4トントラックの車体の大きさは、トラックの種類によって大きく変わります。また、荷台の長さも標準、ロング、超ロング、ワイド、ショートとさまざまあります。

ここでは一般的な平ボディのサイズについて紹介しましょう。

車体寸法(mm)
(全長x全幅x全高)
荷台寸法(mm)
(長さx幅xあおりの高さ)
標準ボディ7,600x2,200x2,7006,200x2,100x400
ロングボディ8,600x2,200x2,7007,200x2,100x400
超ロングボディ9,600x2,200x2,7008,200x2,100x400
ワイドボディ8,600x2,500x2,7006,200x2,350x400
ショートボディ6,150x2,180x4,3504,350x2,000x400

運転するために必要な資格

4トントラックは中型トラックに分類されます。つまり運転するためには中型トラックの免許が必要となります。しかし、普通自動車免許を取得した年月日によって中型免許ではなく、普通免許で運転することが可能となります。

平成19年6月1日までに取得した場合
車両総重量:8トン未満
最大積載量:5トン未満
乗車定員:10人以下

平成19年6月2日から平成29年3月11日までに取得した場合
車両総重量:5トン未満
最大積載量:3トン未満
乗車定員:10人以下

平成29年3月12日以降に取得した場合
車両総重量:3.5トン未満
最大積載量:2トン未満
乗車定員:10人以下

が運転可能となります。

そのため、車両総重量によりますが基本的には平成29年3月11日までに普通自動車免許を取得していれば、中型免許なしで4トントラックの運転が可能となります。

関連記事:4tトラックに必要な免許とは?準中型・中型・大型との違いと取得方法

2トントラックとの違い

よく2トントラックと4トントラックの違いについて疑問を感じている方がいます。その2つの最も異なる点は車両総重量と最大積載量です。

4トントラックは前述した通りですが、2トントラックの車両総重量は5トン未満、最大積載量は3t未満となり、積載量に大きさ差が生まれています。

使われ方も違っており、2トントラックが活躍しているのは主に宅急便などです。佐川やクロネコヤマトなどの宅配便で使われているのが2トントラックです。主に地域内を走っています。

4トントラックは、前述した通りさまざまな場面で使われ、地域内での運搬もありますが、長距離にも使われることがあります。長距離の場合、数日間に渡って運転するため、荷台内にベットが用意されています。トラックで寝泊まりできるのが4トントラックの特徴となります。

4トントラックの種類

4トントラックはボディと呼ばれる荷物を乗せる部分によって名称が異なってきます。主な荷物となるものと一緒に紹介していきましょう。

平ボディ

荷台に屋根がついていないタイプのトラック。軽トラと同じような形をしており、アオリと呼ばれるもので三方を囲っています。尺の長いもの(木材や鉄材など)を運搬することに適しています。

バンボディ

荷台に屋根のついたタイプのトラック。汎用性の高いボディで人気があります。荷物を雨風から守ることができるため、日用品から食品、製造業の部品などさまざまな種類のものを運んでいます。

ウイング車

バンボディの形をしており、荷台の扉が横に跳ね上がるように開くタイプのトラックです。サイドから荷物を積むことができるため、フォークリフトなどを使って荷物を積むことができます。

ダンプ車

平ボディの形をしていますが、荷台を傾けることができるタイプのトラックです。主に土砂を積載していますが、土砂禁と呼ばれるタイプはペットボトルやゴミなどを積んでいます。

冷蔵・冷凍車

荷台部分に冷却機能を搭載してトラック。肉や魚、冷凍食品などを運搬するのに特化しています。

タンクローリー

主に液体を運ぶことに特化したトラック。牛乳や石油や液化ガス、化学薬品などの運搬に使われます。

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4トントラックの運転の難しい部分

4トントラックを運転する際に難しいと感じる理由について紹介していきましょう。

運転席が高い

4トントラックの運転席は普通の自動車よりも高い位置にあるのが特徴です。座った時の目線が1m近く高くなるため、初めは特にびっくりされることがあります。前方はよく見えるのですが、目の前、特に車体真下は見えにくくなります。目の前に人がいた場合、気づきにくく、車間距離の間隔もわかりづらくなるといった難点があります。

車体がデカい

標準サイズの4トントラックの車体の長さは7.5m、車幅は2m弱と一般的な自動車と比較するとだいぶ大きなサイズです。車幅もですが、車体の長さは経験したことのない感覚のため、慣れるまで時間がかかります。

さらにロングサイズ、超ロングサイズとなると車体の長さが10m近くなり、大型トラックと変わりません。大型トラックを運転できるレベルの技術が必要となってきます。

死角の多さ

4トントラックは車体が大きいため、たくさんの死角が生まれています。特に死角となるのは左側で、サイドミラーに映らない部分があります。左後方はさらに見えづらくほとんどが死角となります。左折時は後方から来る自転車やバイクなどに気をつけないといけません。右後方も見づらいので右折時や車線変更の際はミラーだけでなく、窓から顔を出すなどして直接確認するようにしましょう。

内輪差が大きい

内輪差とは、カーブや曲がり角を曲がる際、内側の前輪と後輪の進む軌道のズレのことを指します。車の特徴として、前輪よりも後輪の方が内側を進むのですが、トラックの場合、車体が大きくなればなるほど内輪差が大きくなる傾向があります。

内輪差が大きいと左折時に歩行者や後続の自転車やバイクを巻き込んでしまうリスクが大きくなります。その内輪差を意識して運転する必要があるのですが、慣れるまではその感覚を掴むのが難しいとされます。

後ろが全く見えない

バンボディやウイング車など箱型のトラックの場合、ルームミラーを使っても後ろが全く見えなくなります。そのため、後ろを確認する際にはバックモニターを使う必要があります。カメラの映像であるため、初めは見づらく感覚もわかりにくいといった難点があります。

リアオーバーハングが長い

オーバーハングとは、タイヤからはみ出している車体部分のこと。リアオーバーハングとは、後輪から飛び出している車体部分で基本的に荷台部分となります。

4トントラックは積載量を多くしていることから荷台部分が小型トラックよりも大きく作られています。交差点での右折左折、カーブを曲がる際などには、このオーバーハングを意識して運転しないといけません。特に荷台が長いロング車、超ロング車はさらにリアオーバーハングが長くなるため、更なる運転技術が求められます。

4トントラックを運転するコツとは

4トントラックの運転の難しさについて紹介しました。次は4トントラックをうまく運転するコツについて紹介していきましょう。

車体の大きさに慣れる

まず一番大事な部分は、4トントラックの大きさに慣れることです。車体の長さと車幅の感覚を体に覚えさせるところから始めましょう。身近で簡単なコースを見つけて、同じコースをぐるぐる回っていくうちに4トントラックの大きさに慣れていくでしょう。4トントラックの大きさに慣れれば、他の難しいところの難易度はグッと下がりますよ。

後輪を意識して運転する

普段車を運転する際は前輪を意識して運転しているかと思います。しかし、4トントラックの場合は後輪を意識して運転した方がいいです。その理由は、右折や左折、カーブを曲がる際の内輪差が大きいからです。また、オーバーハングも長いので後輪を意識しないと後続の自転車やバイク、歩行者を巻き込んでしまう恐れがあります。

後輪がどの位置にあるのかを意識できるよう、サイドミラーには必ず後輪が映るようにしておきましょう。そうすることで曲がる際の事故のリスクを軽減することができます。ただし、後輪を意識するばかり、前方からくる歩行者や車とぶつからないように気をつけてくださいね。

左折右折時のポイント

左折、右折時は内輪差やオーバーハングに気をつけましょうとお話ししました。その時、事故を起こさないように後輪を意識することも大切ですが、曲がる際のトラックの位置も大切です。

左折時は曲がりやすいようにセンターラインを超え、大幅に右に寄って左折しようとする方もいますが、これは交通違反となるので注意してください。左折時のポイントはなるべく左に寄り、曲がる際は縁石に沿って曲がるようにしましょう。スピードを落とすことで安全に曲がることができます。

右折時は、左に寄ると後続車とぶつかる恐れがあります。内輪差やオーバーハングを意識するあまり、大きく前方にはみ出すと対向車線の右折車に迷惑です。少しはみ出しつつもゆっくりハンドルを切ることで安全に右折することができます。

スピードは出しすぎない

安全運転するためにもスピードは出しすぎないことが大切です。4トントラックは運転席が高いため、スピード感覚が鈍りやすくなります。慣れている人ですらスピードが出ていないように思っていても、実は結構なスピードで走っていたということがザラにあります。

4トントラックのブレーキは車種によって効きづらいものがあります。小型トラックや普通自動車のようにしっかりとブレーキが効かないものもあるので、スピードを出しすぎて前方の車や障害物とぶつからないようにしましょう。

スピードを出すと視野が狭くなります。前方に意識するあまり、後ろから来るバイクに気付きにくくなる恐れもあります。カーブの際にスピードを出しすぎると遠心力で横転する危険もあります。

なんにせよスピードは控えめにして走るようにしましょう。

バックはとにかく慣れろ

4トントラックの運転で何より難しいとされるのがバックの運転です。車庫入れする際や方向転換する際にバックの操作が必要となるのですが、これはもう慣れるしかありません。

バックの際によくあることとして、ハンドルを切ったつもりでも全然曲がっていないということがあります。初めは自分の思う以上にハンドルを回してみましょう。そうすることでどの程度ハンドルを切ればいいのかの感覚を掴みやすくなります。あとは数をこなすことで次第に慣れてくるかと思います。

関連記事:大型トラックの運転テクニック向上のための7つのコツ(左折/右折)

4トントラックの運転練習方法について

コツを習得したい!とにかく練習したいという方に4トントラックを運転練習ができるところや練習方法について紹介していきましょう。

教習所で練習する

4トントラックの練習できる所として、まず教習所があります。教習所で練習する場合は、一般的にはまず電話などで空いてる日時を聞いて予約しましょう。

当日教官を隣に乗せて運転します。コースは教官によって異なりますが、練習したいところを言えば、重点的に教えてくれるでしょう。

教習所で練習するメリットは、指導のプロである教官から直接指導をいただける点。走るコースが教習所内であることから安全に練習ができる点。トラックを用意しなくてもいい点の3つです。

デメリットとしては、費用がかかる点(場所や平日か休日で値段は変わりますが、相場は約1万円程度)。時間制限がある(だいたい1時間)。4トントラックを用意している教習所が限られている点の3つです。

会社のトラックを借りて練習する

運送会社で勤めているのであれば会社のトラックを借りて練習する方法があります。練習場所は広めの駐車場や敷地などがおすすめです。もし先輩社員が協力してくれるのであればお願いしてもいいでしょう。

会社のトラックで練習するメリットは、費用がかからない点。今後実際に使用するトラックで練習できる点。時間制限があまりない点の3つです。

デメリットとしては、一人の練習が心配なら先輩社員にお願いしないといけない点、練習コースを自分で考えないといけない点、練習中に事故などを絶対に起こしてはいけない点の3つです。

レンタカーを借りて運転する

まだ運送業界で勤めていない人などはレンタカーを借りて練習する方法があります。レンタカー屋には基本的に普通自動車しか置いていませんが、トラック専用のレンタカーもあるので調べてみましょう。借りたら広い敷地を借りて練習するのがおすすめです。

レンタカーを借りて運転するメリットは、レンタル期間はいくらで練習できる点、自分で練習したい車種が選べる点、何か運ぶ荷物があれば実際に運送できる点の3つです。

デメリットは、費用がかかる点(24時間でおよそ15,000円程度)、基本的に一人で練習しないといけない点、練習場所を探さないといけない点の3つです。

トラックの練習方法

もし初めて4トントラックを運転するのであれば、練習方法について紹介します。まずここから始めようと言った内容になっているので、何度か経験したことがある人は飛ばしていただいて大丈夫です。

直進とブレーキ

まず基本操作となる直進運転をしてみましょう。真っ直ぐ走りつつ、ブレーキの効き具合も試してみるといいですよ。徐行運転の時、少しスピードを出した時のトラックが止まるまでの時間を見てみるのがいいかと思います。

一番の基本となる部分ですが、安全に運転するには不可欠なところなので必ずやるようにしてくださいね。

ハンドルを切って曲がってみよう

直進とブレーキ操作を行なった後はハンドルを切って実際に曲がってみましょう。どれくらいハンドルを切ればトラックが曲がるのか、色々試してみてください。

慣れてきたら内輪差やオーバーハングを意識してみましょう。コーンなどがあれば、曲がるポイントに置いてください。本番のような練習ができますよ。ここでは全然コーンを倒していいので、何度も反復練習を重ねてくださいね。

バックでの駐車練習をしよう

ハンドル操作に慣れてきたらバックの練習をしましょう。コーンや白線があれば、それらの内側にトラックを停めれるよう練習してください。前進時のハンドル操作とバックのハンドル操作では感覚がだいぶ違うかと思います。失敗してもいいので、感覚を掴むまで何度も練習しましょう。

練習に使うトラックはどういうものを選んだらいい?

もし練習に使うトラックを選べるのであれば、初心者に向いているものがあります。そのトラックとは平ボディタイプです。

平ボディトラックは、荷台がアオリと呼ばれるもので側面を囲っているだけのシンプルなトラックで見た目は軽トラと同じようなタイプとなります。バンボディタイプとは異なり、ルームミラーで後ろを確認することができるので初めのトラックとしては最適です。

平ボディには、標準、ロング、超ロング、ワイドなど荷台の大きさによってさまざまなサイズが用意されていますが、基本となる標準サイズで練習するようにしましょう。

関連記事:大型トラックの方向転換のウラ技をここだけ紹介!コツや注意点を徹底解説!

腰痛にならないための運転方法

仕事で4トントラックを運転している人の共通点として腰を痛めている方が多いです。4トントラックを使って運送している方はずっと同じ姿勢で運転していることから筋肉が固まってしまいコリが生じてやすくなります。コリができると立ち上がった時に腰を痛めたり、荷物を持った時の負担で痛みが発生したりします。

トラックドライバーの悩みである腰痛にならないためのコツは座り方です。一般的なドライバーは前傾姿勢になっているかと思います。前傾姿勢だと腰への負担が大きくなるため、背筋を伸ばして座ることが大切です。特におへその下あたりの丹田と呼ばれる部分を意識して背筋を伸ばすのが効果的です。

初めのうちは丹田を意識することや背筋を伸ばすことは辛いですが、慣れてくると楽になってくるので、時々思い出しては丹田を意識するようにしましょう。丹田を意識しながら腹式呼吸をするとさらに効果的です。

4トントラックの代表的な車種

4トントラックは汎用性の高さから様々なメーカーから販売されています。その中から人気メーカーの車種を紹介していきましょう。

いすゞ|フォワード

いすゞのフォワードは1966年に登場し、今や中型トラックとして日本を代表する車種となっています。現行モデルには中型トラックの事故実態を分析した結果、安全に運転できるための機能を装備しています。

特に交差点での歩行者との接触事故が多い点から、交差点警報と呼ばれる人を感知し、警報を鳴らすシステムが中型トラックとしては唯一導入されています。その他にも衝突回避や軽減サポートなどの安全機能や中型トラックとしては最高クラスの燃費の良さを誇っています。

日野|レンジャー

日野といえば“トントントントン日野の2トン”のCMが印象的に残っている方が多いのではないでしょうか。あれは2トントラックですが、日野は同じように4トントラックのレンジャーも人気です。

日野のレンジャーの特徴は燃費を向上させるために進化させたエンジンです。エンジン性能をあげたり、多段化することでエンジンの回転数を落とし、さらなる省燃費に貢献しています。

安全運転をサポートする安全性能も優れています。歩行者や自転車の検知機能や衝突防止・軽減機能などを搭載しております。また、シートには疲れにくい素材を使用し、長時間の運転でも快適にできるよう座り心地を良くしています。

三菱ふそう|ファイター

戦士という冠名をつけた三菱ふそうのファイター。理想のトラックを求めて新たに進化し続けています。

現行モデルでは、トラックを運転するにあたって第一に優先すべき安全性能を磨いています。車両や歩行者を検知して、警報やブレーキを自動的に作動させる機能を搭載。高積載でも快適に走行できるパワーを持つエンジンを搭載しています。

シートは快適に運転できるようフィット感のあるシートバックを採用し、長時間の運転も疲れにくく仕上げています。

4トントラック運転手になるためには

4トントラックを運転するためには上記で紹介した通り中型免許が必要です。
(※免許を取得した年によっては普通自動車免許の取得だけでも大丈夫です。)

その中型免許を取る方法について簡単に紹介していきましょう。

中型免許の取得資格

中型免許の取得には以下の条件が必要です。

①満20歳であること
②両目の視力が0.8以上、片目の視力がそれぞれ0.5以上あること(眼鏡、コンタクトレンズの使用可)。
③色彩識別能力があること。
④聴力試験において10mの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえること。

中型免許の取得方法

中型免許の取得には教習所に通う方法と一発受験の方法と2通りあります。

教習所に通って取得する

教習所に通って中型免許を取得することは確実な方法として人気です。教習所では、技能教習を指定時間受けます。

仮免許を取得するまでは構内で運転をし、仮免許試験に合格した後に路上教習を行います。路上教習が終了後に卒業検定を教習所で行い、合格すれば地域にある運転免許センターで適性試験(視力や聴力検査など)を受けて、問題なければ免許の交付となります。

教習所での中型免許の合格率は90%以上あり、ほとんどの方がスムーズに免許を取得することができますが、その分費用がかかります。手持ちの免許によりますが、少なくとも15万円程度かかるため、お金がかかってしまいます。

一発試験で取得する

一発試験とは、直接運転免許センターに行き、試験場で技能試験を受験する方法です。まずは試験場内のコースで受験し、仮免許を取得後、路上で本試験を受験と2回受験しないといけませんが、教習所に通うよりも早く免許を取得することができます。

ただし、一発試験の場合の合格率は40%程度と半分以上の方が失敗しています。しかも、この合格者は複数回受験している方も含まれているので、1回目で合格するかたは少ないと言えるでしょう。また、仮免許取得後に路上で指定日数以上練習しないといけない決まりがあります。その時の練習用トラックや教官となる人を自分で見つけないといけません。

費用は、試験代のみでいうと合計で4万円程度で教習所に通うよりも安く済みます。ただし、練習用トラックのレンタル代などを考慮するとあまりお得ではないかも知れません。

まとめ

4トントラックといってもサイズがさまざまあるため、物によって運転の感覚が変わってきます。しかし、一般的に流通しているのは標準サイズのものなので、標準サイズに慣れておけばおおよそのトラックは運転できるかと思います。

運送業界は社会のインフラを支える重要な役割をしています。ぜひトラックの運転のコツを習得して運送業界を支えてくださいね。

関連記事:4tトラック運転手の給料と仕事内容は?手取り額と一緒に紹介

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