重機オペレーター

重機オペレーターはきつい?必要な資格、仕事内容を徹底解説!

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重機オペレーターと聞くと大変だというイメージを持っている方が多いかもしれません。

「仕事ってきつい?年収は?」

「重機オペレーターになりたい」

「必要な資格は何?仕事内容は?」

今日はそんな方向けて、疑問を解決すべく、重機オペレーターは本当にきついのか。必要な資格や仕事内容を解説していきます。

この記事を読むことでより明確に重機オペレーターについて、理解できるでしょう。

重機オペレーターってきつい?仕事内容は?

重機オペレーターはその名の通り、重機を操作する人です。主に工場や倉庫、工事現場などで働きます。人力では動かせない、重量物や大きい物を運搬することが多いため、危険度が高いです。

基本的に重機オペレータはずっと座った状態で働くので、楽だと勘違いされやすいですが長時間、同じ姿勢を保つのはきついです。一つのミスが人身事故破損事故に繋がるので気を抜けません。

また、屋外の作業になるので夏は蒸し暑く冬は寒さに震えます。重機オペレーターは資格がないと操作できないので休んでしまうと代わりの人が見つかりにくく、体調管理が大事です。

運転する重機によって操作方法はもちろん、作業内容は大きく変わります。

関連記事:建設機械オペレーターの仕事内容と年収とは?なるにはどんな資格がいる?

3つの重機での仕事内容を紹介します。

クレーン車

クレーン車は、高所へ建築資材などを運搬する役割であり様々な建築現場で欠かせない車両です。

運搬する資材はほとんどが数百キロほどあるため、運搬の途中で落下したりすると大事故につながります。

そのため資材をロープ等で固定する「玉掛」はとても重要な作業であり、吊り上げた際もクレーン車の先が周りに衝突しないようにしたり、正確な場所にゆっくり下ろす必要があるため、高度な運転技術と集中力が必要です。

関連記事:クレーンオペレーターはきつい?給料・資格・仕事内容を解説!

油圧ショベル

油圧ショベルは掘削や土などのトラックに積み込み、解体など多くの業界で使用されている機械です。

操作する場所は足元が整っていないことが多く、掘削作業などでは移動中にバランスを崩したりしないように周囲に気をつける必要があり、旋回をする場合は周りの作業員への接触にも注意します。

解体などを行う場合においては、ショベルの狙った場所へ正確に当てる必要があり高度な技術が必要で、破片の落下なども場所を予測しながら解体を行います。

フォークリフト

フォークリフトは、パレットなどをトラックなどに積み下ろしする際に使用される車両で、大きさは1t前後の小さなものから10tを超える大型のものも存在します。

持ち上げる荷物は、周りが木材などで保護されており中が見えないものもありそのような貨物を持ち上げる際はバランスに注意しながらゆっくり持ち上げ、移動には細心の注意を払います。

パレットは木材の他にもプラスチックやアルミなどがあり、旋回時に遠心力などで滑ったり横転する危険性もあるため、荷物に応じた運転技術が必要となります。

関連記事:フォークリフトの仕事はきつい?作業内容や特徴を詳しく解説!

車両別に解説!重機オペレーターの役割とは

重機オペレーターの役割を車両別に説明していきます。

  • クレーン車
  • フォークリフト
  • ロードローラー
  • 油圧ショベル
  • ブルドーザー

クレーン車

高層ビルの建設現場などでクレーンを操って荷物や資材を吊り上げ、高い場所へ移動させます。

ミリ、センチ単位で調節する必要があるので高い集中力が必要です。また、常に周りへ気を配り、危険を察知して、未然に事故を防ぎます。万が一貨物が落下した場合でも被害が最小になるよう務めなければなりません。

関連記事:クレーン運転手の仕事内容と年収とは?なるにはどんな資格がいる?

フォークリフト

倉庫や工場で様々な貨物をツメで持ち上げ運びます。主にトラックへの積み下ろしや、貨物を保管場所に移動させます。一日に数え切れない程の貨物を扱うので少しの操作ミスで貨物が破損してしまうので高い集中力が必要です。さらに、貨物の外装に問題ないか、品番が合っているかなどの確認作業もあります。

関連記事:フォークリフトの耐用年数は?新車と中古の違いや減価償却費の計算方法などを紹介

ロードローラー

建設現場でコンクリートやアスファルトの上を大きなローラーで走り、締固めます。他の重機オペレーターと比べると楽な作業に感じられるかもしれませんが、ずっと道路の上を整備しているのは精神的にきついです。

油圧ショベル

土木現場などでショベルアームを使い、土砂地山を掘ります。人が多い、現場で作業するので、周りに細心の注意を払いながら、操作する必要があります。

ブルドーザー

土木現場や建設現場で全面のブレードを使い、進行方向に土砂地山を押し出します。作業場所が崩れたりする恐れがあるので事前に危険察知をする必要があります。

重機オペレーターに向いている人とは?

重機オペレーターに向いている人はどんな人でしょうか。

必要な資格や仕事の醍醐味を順番に説明していきますね。

重機オペレーターを目指す人が取っておきたい資格

重機オペレーターという資格はありません。

重機の種類ごとに分けると、以下の通りになります。

クレーン車

「クレーン・デリック運転士免許」「移動式クレーン運転士免許」

フォークリフト

「フォークリフト技能講習修了証」

ロードローラー

「締固め用機械運転免許」「大型特殊自動車免許」「小型特殊自動車免許」

油圧ショベル

「普通免許」「中型免許」「大型免許」「車両系建設機械運転技能講習」

ブルドーザー

「大型特殊自動車免許」「小型特殊自動車免許」「車両系建設機械運転技能講習」

重機ごとに操縦には資格が求められる

重機オペレーターと言っても、種類がたくさんあり、一つの免許を持っていれば、すべてを操作できる訳ではありません。また、同じ重機でも大型・小型に分かれているのでそれぞれ必要な資格をしっかりと把握しましょう。

重機オペレーターが無免許・無資格の状態で運転すると、罰則や逮捕の恐れがあるので、気を付けてください。

重機オペレーターの仕事の醍醐味

機械の操作が好きな人は大型の重機を運転することは楽しくてしょうがないのではないでしょうか。きつい環境であっても、好きなことが仕事になるって素晴らしいです。

子供の頃にショベルカーやブルドーザーを見て、憧れを持った人も多いと思います。重機オペレーターの仕事がきついと感じたとしても、スケールのでかい完成物を見た時は感動するはずです。

関連記事:建設機械オペレーターの仕事内容と年収とは?なるにはどんな資格がいる?

資格の数だけ多くの転職先、高待遇を目指せる!

重機オペレーターは資格が必要なので転職先がたくさんあり、きつい仕事環境の為、年収が高い職場もあります。常に人材を募集している状況なので自信を持って就職活動に臨みましょう。

重機オペレーターは人材不足?

重機オペレーターはきつい仕事というイメージが先行しているのもあって若い世代に人気ではありません。

さらに高齢化もどんどん進み、労働人口が減っていくので上記でも申し上げましたが、どこの企業でも人材を募集しています。

また、自然災害や東京オリンピックの為に、重機オペレーターの人材不足は加速しています。

関連記事:【建設業界まるごと解説③】建設業の資格を取ろう!役立つ18の資格と効率的な勉強方法まとめ

まとめ

重機オペレーターはきついイメージがありますが必ずしもそうであるとは限りません。日本には欠かせない職業であるし、機械化・自動化していくこれからの時代でも人工知能やロボットによって代替されにくい職種であると言えます。

重機オペレーターには資格が必要になりますが、人手が不足していて、高収入が狙えます。今の職場よりも年収アップする可能性は十分にあります。

さらに言えば、重機オペレーターは未経験でも資格を取得してしまえば、就職できます。最初はきつい仕事と感じるかもしれませんが慣れてしまえば、きっと楽しくなるでしょう。

重機の種類によっては女性でも活躍している人はたくさんいるので、重機オペレーターは機械に強い女性にもオススメです。きつい仕事環境でも男性と同じ年収がもらえるのは魅力的ですね。募集が男性のみとなっていても、資格をアピールし、熱意を伝えれば採用される可能があります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。

 

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