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フォークリフトの耐用年数は?新車と中古の違いや減価償却費の計算方法などを紹介

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「フォークリフトの耐用年数を知りたい」
「減価償却費の計算方法を知りたい」
「耐用年数と実用耐用年数の違いは何?」

新しくフォークリフトを購入した際に気になる減価償却費用。それらを計算するためには耐用年数を知っておかないといけません。

この記事では、

・フォークリフトの耐用年数
・新車と中古の耐用年数の違い
・減価償却費の計算方法
・耐用年数と実用耐用年数の違い

について詳しく説明しています。

ややこしい耐用年数や減価償却費についてわかりやすく説明しているので、じっくり読んでくださいね。

フォークリフトの耐用年数ってなに?

耐用年数とは、単純な意味としてメーカーが規定した使用できる年数という風に誤解している方が多いのではないでしょうか。

実は耐用年数の本来の意味は税法上で表されています。詳しく説明していきましょう。

重機における耐用年数

フォークリフトは重機に当てはまります。その重機における耐用年数というのは税法上で「減価償却資産が利用に耐える年数」というふうに定められています。

減価償却資産とは?

まず、事業の業務を行う際に使う建物や建物に付属する設備、機械、器具、車両運搬具などというものは資産として考えられています。これらは一般的に時間の経過とともに価値が減っていきますよね。その資産のことを減価償却資産と言います。

ちなみに土地や骨董品といったものは時間の経過によっても価値が下がらないため、減価償却資産とは認められません。

減価償却資産があることで何が変わる?

会社で何か必要なものを購入した場合、必要経費としてその年に計上しますよね。

しかし、金額の高いもの(原則として10万円以上)を購入した場合、その年に一度に計上することができません。耐用年数に沿って複数年にわたって計上することを減価償却と呼びます。

例えば300万円のフォークリフトを購入したとしましょう。フォークリフトの耐用年数は4年と定められているため、1年に75万円ずつ、これを4年間経費として計上していくこととなります。

減価償却資産があることで、複数年節税することができるのです。

耐用年数と実用耐用年数

耐用年数とは、先ほど説明した通り減価償却資産が利用できるであろう年数のこと。その耐用年数は物によって異なります。例えばテレビは5年、エアコンは6年、事務用の机なら金属製は15年、その他の材質なら8年となっています(同じ製品でも事務机のように材質で耐用年数は異なる)。

しかし、耐用年数を超えるとその製品は使えなくなるのか?といえばそうではありませんよね。使い方次第で耐用年数よりも遥かに長く使用できるかと思います。この実際の使用可能な年数のことを実用耐用年数と呼びます。似たような言葉ですが、意味は違うので覚えておきましょう。

フォークリフトの耐用年数

フォークリフトの耐用年数ですが、新車で購入した場合と中古で購入した場合で異なります。詳しく紹介していきましょう。

新車で購入した場合

フォークリフトを新車で購入した場合の耐用年数は4年と定められています。どのメーカーであっても、どの素材であっても4年となります。

中古で購入した場合

中古で購入した場合、耐用年数の1部が過ぎているため新車のように4年とはなりません。中古の耐用年数は、ある計算式を用いて算出します。

その計算方法とは、
フォークリフト耐用年数ー経過年数+(経過年数×0.2)
です。

つまり、2年使用されたフォークリフトであれば、4ー2+(2×0.2)=2.4となり、2.4年が計算上での耐用年数となります。しかし、1年未満は切り捨てるというルールがあるので、耐用年数は2年として扱われます。

ちなみに3年使用したフォークリフトであれば、4ー3+(3×0.2)=1.6で耐用年数は1年となりますが、耐用年数が2年未満の場合は、耐用年数が2年とするという規則があるため2年となります。

4年以上使用したフォークリフトであれば耐用年数が終了していますが、中古で購入した場合は上記のルールである耐用年数を2年として扱うこととなります。

減価償却費の計算方法

減価償却費とは、減価償却資産の取得にかかった費用を耐用年数に応じて配分し、その年に相当する金額を経費として計上する時に使う勘定科目です。

この減価償却費の計算方法は、毎年一定の金額を償却する定額法と毎年一定の割合で償却する定率法の2つがあります。

定額法

定額法は、1年目から耐用年数終了の年まで定額の費用を支払う計算方法です。費用負担は毎年同じのため、計算が楽にできるのと資産計画を練りやすくなるメリットがあります。

計算方法は、
減価償却費=購入金額×定額法償却率
です。

定額法償却率とは、1を耐用年数で割った数です。つまり耐用年数が4年のフォークリフトは0.25となります。
つまり、300万円のフォークリフトを購入した場合、減価償却費は75万円となります。

定率法

定率法は残存価値に対して一定の割合で減価償却を行う方法で、償却費用は初年度が一番高額となります。つまり、初年度の所得を減らしたい場合に有効な方法です。しかし、2年後以降は経年とともに減少していきます。

計算方法は、
減価償却費=未償却残高×定率法償却率
です。

定率法償却率は、フォークリフトの場合は0.5となります。つまり、300万円のフォークリフトを購入した場合の減価償却費は、下記のようになります。

初年度:150万円 2年目:75万円 3年目:37万5千円 4年目:37万円5千円

※耐用年数が4年のため、4年目は残り金額37万5千円となる。

フォークリフトの実用耐用年数は?

税法上のフォークリフトの耐用年数は4年ですが、実際に稼働できる年数となる実用耐用年数は稼働方式によって異なります。

エンジン式のフォークリフト

エンジンで稼働するフォークリフトは、新車で購入すると少なくとも10年、長ければ15年ほど使用できます。つまり耐用年数である4年の倍以上は使用できることとなります。

ただし、使い方やメンテナンスによって、この年数は変わってきます。

バッテリー式のフォークリフト

バッテリーで動くフォークリフトは、新車で購入した場合5年ほど使用できると言われています。この5年とはバッテリーの交換目安となるため、バッテリーを交換し、丁寧に扱えば10年ほど使用できるとされています。

フォークリフトを長く使い続けるためには

高額な重機であるフォークリフト。せっかくなら長く使い続けたいですよね。そのためにはどのようにすれば良いのか紹介していきましょう。

自主的に点検を行う

フォークリフトを長く使い続けるためには日頃からのメンテナンスが重要です。日々の点検はもちろんですが、法律で月に1回の月次点検を行わなければいけないと規定されています。
日常点検の際に確認することとしては、

・クラッチや制動装置、ハンドルや荷役装置、油圧部分の機能に問題はないのか
・車両本体に異常はないのか?傷やヒビが入っていないのか
・前後の照射ランプや方向指示器のランプが点灯するか、またクラクションは鳴るのか

の3つです。

月次点検は上記に加えてヘッドガードとバックレストに異常はないのかを確認しないといけません。この点検記録は3年間保管するように義務づけされています。

年次点検を行う

年次点検は1年に1回(1年を超えないことが決まり)に行う自主点検のことを指します。この際点検にあたるのは有資格者もしくは有資格事業者となります。

年次点検では、普段の日常点検や月次点検では行えないような、まるで自動車の車検のように細かい部分まで点検をします。

複数台の場合、1日では終わらないことので代車を用意してもらう必要があります。点検が終われば修了標章を貼っておきましょう。

年次点検をすることは、より長く使用していくためだけでなく、事故などが起きないよう安全に運行するために重要な点検です。この点検は労働安全衛生法で義務付けられているため必ず行うようにしましょう。

室内で使用する

外で使用するよりも室内で使用した方がフォークリフトの寿命は伸びます。雨風にさらされる外では部品などの劣化が早まるため、室内で使用することが望ましいです。もし外で使用しなければいけない場合は、使わない時は屋根のあるところに置いておくなどして雨に晒さらされないようにしてください。

まとめ

耐用年数は会計処理を行う際に大切な物です。減価償却など事業をする上では面倒なことですが、これは避けられないものなので、しっかり理解をしておくようにしてくださいね。

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