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大型トラックの整備士ってどんな仕事?仕事の流れ、給料、必要な資格を一挙公開!

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自動車整備士と言われる自動車の整備を行う職業がありますが、大型トラックの整備士になるためには資格を取得することが求められます。

大型トラック整備の具体的な業務内容の他にも、給料事情や必要になる資格詳細等、詳しく把握しておく必要があるでしょう。

本記事では、大型トラックの整備士の仕事内容や、必要な資格をご紹介します。大型トラックの整備士になろうと検討している方はぜひこの記事を参考にしてください。

大型トラックの整備の仕事内容

大型トラックの整備士は、部品の点検・整備等、定期メンテナンスを主とした仕事になります。

大型トラックの整備は、扱う部品のサイズが大きく複数人で整備を行う必要があったり、とにかく体力を求められたりします。大型トラックと普通自動車の整備を比較すると時間や手間が大きくなる特徴があります。

ここだけ聞くときつい仕事という印象を持ってしまうかもしれません。しかし、悪い面ばかりではありません。確かに仕事は大変ですが、給料や休日事情においては好待遇になる傾向が強いのです。

本項目では、大型トラックの整備士の業務や給料、休日事情をご紹介します。大型トラックの整備士を目指す前に業務内容や好待遇な傾向になる理由を詳しく見ていきましょう。

大型車の整備士の業務って具体的に?

大型車の整備士は、大型トラックやバスなどの大型車のメンテナンスを行うことが基本的な業務となります。さらにはトラブルや故障など、緊急時に対応するのも大型車の整備士の仕事となります。

定期的なメンテナンスでは、タイヤの空気圧チェックに始まり、50項目以上に及ぶ点検を担当します。大型トラックと普通自動車を比較すると一つ一つの部品も大きく、点検に時間がかかる傾向にあります。さらには、普通自動車には使っていないような部品も多いため、専門的な知識を持っている必要があるわけですね。

また、大型トラックは超長距離走行が前提ですから、途中でトラブルがあっては大変です。より丁寧なチェックを行うことが求められます。

関連記事:トラック整備の基本的な知識とは?日常点検に使える工具を解説!

大型車の整備士は稼げる?

大型車の整備士は、普通車の整備士の給料と比較すると高めの傾向にあります。資格も必要となりますし、業務内容がきついのでその分給料という形で評価されています。

大型トラックは、長距離の運搬に欠かせないものです。そして大型トラックの整備士は業界全体で不足気味であることも好待遇へと繋がっています。雇用先によって給料は前後しますが、需要が高い職業であることは確かと言えます。

大型車の整備士の残業は?休みは?

給料が高くても働く時間が長くてもは体が持ちません。大型車の整備士の残業や休日も気になる点です。

大型トラックの整備は、重労働でチェック項目も多く、点検作業が長引いてしまうことが多い傾向にあります。決められた時間内に終わらないこともあり、残業を求められてしまう場面も少なくありません。

残業が多くなる一方で、休日も多いというメリットもあります。大型車の整備士は、休日はしっかりと休んで出勤日はがっつりという働き方ができる職業と言えます。

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関連記事:大型トラック整備士はきつい?給料は?あなたの知りたいを徹底解説!!

大型トラックの整備士に必要な資格は?

大型トラックの整備を行うためには国家資格を取得する必要があります。

雇用先によって必要となる資格は異なりますが、ほとんどのケースでは「3級自動車整備士」を必要としていることが多いです。「3級自動車整備士」は、大型トラックの整備士として応募するための必要最低限の資格と言えます。

本項目では、大型トラックの整備士になるために必要となる資格をご紹介します。整備の現場で働くために必要となる資格です。代表的な二つの資格をピックアップしましたので詳しく見ていきましょう。

「3級自動車整備士」の資格とは?

「3級自動車整備士」は、自動車整備士の中で最も基本的な資格です。まずはこちらの取得を目指すことが大型トラックの整備士への第一歩となります。

こちらの資格を取得すると、点検や分解、組み立てなど大型トラックの整備の基本的なことを行えるようになります。単独で担当できる仕事に限りはありますが、資格保有者は優遇される傾向にあります。

仕事の幅を広げるためには、「2級自動車整備士」や「1級自動車整備士」を取得する必要があります。ただし、「1級自動車整備士」を受験するためには「2級自動車整備士」を取得した上で3年以上の実務経験が必要となります。

「2級ジーゼル自動車整備士」の資格とは?

「2級ジーゼル自動車整備士」とは、ジーゼル・エンジンを搭載している自動車を整備することができる「2級自動車整備士」の中の資格の一つです。

こちらの資格を保有していれば、ジーゼル自動車の整備全般を行うことが認められます。大型トラックの整備におけるほとんどの作業を単独で担当できることができるようになります。雇用者にとっては現場を任せることもできるようになるため、非常に需要が高い資格です。

「3級自動車整備士」と比較すると難度が高くなりますが、必ず必要となる資格ではありません。まずは「3級自動車整備士」を取得して現場で働きつつ「2級ジーゼル自動車整備士」の取得を目指すのが理想と言えるでしょう。

雇用先によっては資格取得にかかる費用を負担してくれるところもあります。大型トラックの整備士としてよりキャリアを積むために相談してみてはいかがでしょうか。

関連記事

・自動車整備士に必要な4つの国家資格を徹底解説

・自動車整備士が年収1000万円を目指せる4つの方法

・無資格・未経験で整備士を始める3つの方法

大型トラックの整備士にはどんな人が向いている?

大型トラックの整備士になるためには、国家資格が必要であることが分かりました。

資格さえあれば大型トラックの整備を行うことはできますが、やはり適正も大切です。大型トラックに関する知識を持っている、もしくは関心が深い方は転職時に有利になるでしょう。過去に大型トラックドライバーとして働いた経験があって大型トラックの整備士への転職を考えている方は特に向いていると言えます。

関連記事

・元整備士の転職先一覧。有利に転職活動が進められる異業種とは

まとめ

大型トラックの整備士についてご紹介してきました。

大型トラックの整備はきついというイメージが強い反面、やりがいも大きい仕事です。見返りが給料という分かりやすい形で表れますし、休日が多いのも働き手としてはありがたい点です。

大型トラックの整備士をおすすめできるのは、現在の給料に満足していない方や休日がもっと欲しいという方です。現在の職場環境が改善することも期待できますし、取得を取得することは自分の可能性を広げることにも繋がります。特に大型トラックへの関心が高い方はぜひ検討してみてください。

 

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