メンテナンス

ファンベルトの交換時期はいつ?交換方法や費用などを詳しく紹介!

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自動車を動かすためにはさまざまな部品が使われていますが、その中でファンベルトはとても重要な部品です。

今回はこのファンベルトの交換について詳しく紹介しています。この記事でわかることは以下の通りです。

・ファンベルトの交換のタイミング
・ファンベルトの交換方法(ディーラー・整備工場・カー用品店の違い)
・ファンベルトの交換費用
・自分でファンベルトを交換する方法
・ファンベルト以外の異音の原因

もし車がキュルキュル音がしているなど異常を感じた方は必見です。10分もあれば読むことができるので、修理に出す前に一読してくださいね。

ファンベルトとは

ファンベルトとは、エンジンのクラフトシャフトを回すことで動力を得て、車を動かすために必要な機器であるオルタネーター、コンプレッサー、ウォーターポンプを動かすためのベルトを指します。

なぜファンベルトという名前がついているかいうと、以前はエンジンを冷やす機器であるラジエーターのファン(扇風機)を回すために、エンジンからラジエーターに力を伝えるためのベルトだったからです。現在のエンジンは電動ファンがほとんどを占めており、ファンベルトでファンを回すことがなくなってきました。

もし、このファンベルトが故障するとオルタネーター、コンプレッサー、ウォーターポンプが全てが動かなくなり、機能を果たせなくなります。つまり、発電機能を持つオルタネーターが動かなくなるとバッテリーが上がる、冷却水を循環させているウォーターポンプが止まるとエンジンがオーバーヒートを起こす、エアコンを動かすコンプレッサーが動かなくなりエアコンが止まうこととなります。

最終的にはエンジンも止まるのでファンベルトはとても重要な部品ということがわかります。

ファンベルトの設置位置

ファンベルトが設置されている場所について紹介しましょう。ファンベルトは、エンジンに付随するプーリーと呼ばれる部品を介して動力を伝えています。プーリーは円形で回転するようになっています。プーリーには溝が作られており、この溝にベルトがかっちりとハマるようになっています。溝がベルトをガッチリとつかむことでエンジンの動力をしっかり伝えることができるのです。

プーリーの溝は2種類あります。1つは断面が台形となっているものです。このプーリーの場合、ベルトも同じように台形となっています。

もう1つは断面がギザギザ状になっているものです。最近ではこのギザギザ状のものが主流となっています。ギザギザとなっていることでグリップ力が強くなり、スリップしにくくなります。もちろんベルトもギザギザ状になるのですが、こちらの方が強度も耐久性も高いのが特徴です。

ファンベルトの交換タイミング

ファンベルトはいつまでも使えるものではなく消耗品です。使っていると次第に劣化していくため交換が必要となります。それではどういった状態になれば交換のタイミングとなるのか紹介していきましょう。

キュルキュルと異音がする

長くファンベルトを使用しているとファンベルトが設置しているあたりからキュルキュルと音が鳴ることがあります。キュルキュルといった音のことを鳴きというのですが、もしこの音がなっていれば異常か何か不具合が発生している可能性が高いです。

キュルキュルという音が鳴っている場合、ファンベルトが伸びている、または硬くなってスリップしている可能性があります。この原因は経年劣化であることがほとんどです。ファンベルトはゴムでできているため、長く使用することで伸びてしまったり、硬くなったりします。そうなるとプーリーとうまく噛み合わず異音が発生するということになります。

早めに整備工場やカー用品店などで点検・修理を行ってもらうようにしましょう。

また、経年劣化によってファンベルトにひび割れや切れ目、ヒビが入ってしまうこともあります。こちらも同様にキュルキュルと異音がなるので、修理・点検に出すようにしましょう。

※キュルキュルという音は主にベルトが滑ることで鳴ります。その音はエンジンをかけた際や加速時などに発生するので覚えておいてくださいね。

5万キロを超える走行距離

もしキュルキュルという異音がしなくても、走行距離で交換のタイミングをはかることができます。そのタイミングは車種によっても異なりますが、およそ5万kmから10万kmとなります。

5kmを超えると劣化している可能性があるということから算出されています。自分で点検、整備ができるのであれば、日常から意識してみるようにし、自分でできないのであれば、走行距離を確認しながら車検のタイミングで確認してもらうよう伝えるという方法がおすすめです。

使用年数が5年以上経過した場合

異音や走行距離関係なく、使用年数でも交換のタイミングをはかります。使用年数のタイミングは車を使い始めてから5年以上とされています。この5年以上というのはファンベルトの交換だけでなく、ゴム製品の交換時期と言われます。

ゴム製品は使用とは関係なく、時間の経過とともに劣化していきます。その時期が5年ほどとされているため、走行距離に関係なく5年以上経過していれば交換の目安と覚えておきましょう。

とはいっても交換のタイミングは忘れてしまうもの。忘れないようにするには他のゴム製品の交換タイミングと合わせればいいです。例えばゴム製品でメジャーなものはワイパーです。もしワイパーの交換をと言われたらファンベルトも一度点検してもらうと覚えておくといいでしょう。

張りを調整した次の車検

キュルキュルという異音がした際、カー用品店や修理工場などでファンベルトの張りの調整をしてもらうことで異音がなくなります。これはファンベルトが伸びたことによる異音なので、張りを調整することでなくなるのです。

ただし、張りを調整すれば大丈夫ということではありません。この方法は交換寿命はしばらく伸びますが、長くはないため次の車検時で交換してもらうことがオススメです。

ファンベルトの交換方法

ファンベルトを交換したい!となった際、ディーラーや整備工場、カー用品店などで交換が可能です。どこを選んでもいいですが、それぞれメリットやデメリットがあります。詳しく紹介していきましょう。

ディーラーで交換する場合

車を購入したディーラーで交換することが可能です。ディーラーには車の整備士が常駐しているので、彼らに交換作業をお願いすることになります。

ディーラーに依頼する場合は予約することをオススメします。予約なしで訪問して交換してくれるケースもありますが、忙しくてできない場合やファンベルトの在庫がない場合だと無駄足となるので一度電話で確認するようにしましょう。

もしディーラーに交換を依頼した場合、交換するための所要時間は30分程度となります。ただし、他の部品の点検や車体やボルトの締め付けなどがある場合は1時間程度かかる可能性があります。

ディーラーは仕事が丁寧で確実ですが、値段が高いといったデメリットがあります。とはいえ安心感はディーラーが一番なので、信頼性を重視するのであれば、ディーラーを選びましょう。

整備工場で交換する場合

ファンベルトの交換は整備工場でも行えます。整備工場での修理の場合、ファンベルトの交換費用は車種やエンジンの位置などによって工場ごとに異なってきます。交換費用をできる限り安く済ませたい場合は一度電話で問い合わせて見積もりを取るといいでしょう。

また、ファンベルトをあらかじめ自分で購入して持ち込み修理という方法があります。その場合、工賃だけで済むので交換費用を抑えることができます。ただし、持ち込みをよく思わない工場があり、そういった場合工賃をふっかけてくることもあるので、一度電話で問い合わせてから工賃などについて聞いておくようにしましょう。

さらに整備工場の場合は、当たり外れがあると言われています。ハズレの理由はいろいろありますが、整備士の経験の差が表れてしまうことが大きな理由の1つです。不安に思う場合は口コミを確認するか、友達に紹介してもらうなどの方法を取るようにしましょう。

カー用品店で交換する場合

オートバックスやカーコンビニ倶楽部といったカー用品店でも修理が可能です。整備士が常駐しているので、いつでも交換することができます。ただし、カー用品店の気になる点は1つあり、それはファンベルトの純正品を使用していないということです。

ディーラーや整備工場の場合は純正品を使っていることの方が多いのですが、カー用品店の場合はOEM部品という純正品には近いのだけど品質は劣るといったものを使用しています。

カー用品店で交換する場合は交換費用は安値で済ますことができるというメリットはありますが、ファンベルト自体の品質は劣るため、安全性や信頼性を取るのであればカー用品店はあまりオススメできません。

ファンベルトの修理費用

ファンベルトは交換するかベルトの張りを調整するかの方法で修理します。それぞれの費用について紹介していきましょう。

ファンベルト交換費用

ファンベルトを交換するための費用は気になるところだと思います。

ファンベルトの交換費用は、自動車のサイズ(軽自動車や普通自動車など)によって異なります。それぞれ紹介していきましょう。

車のサイズファンベルト本体代交換作業工賃
軽自動車約3,000円約5,000円
普通自動車約4,000円約5,000円
大型自動車約6,000円約6,000円

ファンベルト本体と作業代を合わせると1万円に届かない程度となります。ただし、これはあくまで目安のため、どこに依頼するかで変わってきます。ディーラーなどはもう少し高かったりするので、あくまで目安と捉えておいてくださいね。

ファンベルト調整費用

キュルキュルという異音はベルトの張りを調整することで解決します。その調整時の費用を紹介しましょう。

車のサイズ作業工賃
軽自動車約2,500円
普通自動車約3,000円
大型自動車約3,500円

交換費用と比べるとだいぶ安く済むことがわかります。ただし、調整したとしても劣化がなくなったというわけではありません。一時的には良くなりますが、いずれは寿命が来るので、調整後の次の車検時には交換するようにしましょう。

自分でファンベルトを交換する方法

ファンベルトは自分でも交換することができます。知識や道具が必要となりますが、自分ですることで工賃が安く済みます。交換方法を紹介するので、自分でできるか確認してみましょう。

交換に必要な道具

まず交換に必要な道具をまとめました。

フロアジャッキ、ジャッキスタンド、オフセットメガネレンチ、ラチェットレンチ、ソケット、輪留めなどです。

交換方法

1.タイヤに輪留めをつけます。その後、タイヤを外すためにジャッキアップします(車種によってはタイヤを外す必要がないものもあります)。

2.ジャッキスタンドをたて、安全性を確保します。そのあと、ホイールナットを緩めてホイールを外します。

※取り外したホイールナットはトレイなどの清潔なところに置いておきましょう。地面におくと砂粒などを噛み込む恐れがあります。

3.タイヤハウスの奥にあるカバーを取り外します。カバーはクリップで止められているので、数カ所に取り付けているクリップを外します。クリップは再利用できますが、雑に外すと破損することがあります。念のため予備のクリップを準備しておくと安心です。

4.プーリーの中心にあるナットを緩めます。また、プーリーの軸とは直角方向にあるアジャストボルトをオフセットメガネレンチを使い、緩めていきます。

5.プーリーが緩まれば、ファンベルトの張りが緩まるため、ベルトを簡単に外すことができます。もし固着している場合はマイナスドライバーを使って優しく掻き出してあげましょう。

6.ファンベルト付近のオイル漏れがないか確認します。ファンベルト周りはオイルパンやバルブカバーといったオイル漏れが起きやすい部分があるので、新しいベルトをつける前にオイル漏れがないかを確認します。

7.新しいファンベルトを取り付け、先程の逆の手順で進めていきます。アジャストボルトを締めていき、ベルトが張るようにしていきます。プーリーの中心にあるロックナットを締め込みます。締めた後はファンベルトがプーリーにしっかり噛みあっているか、ベルトのラインが真っ直ぐになっているか確認しましょう。

8.エンジンを始動して異音がないか確認します。エアコンを作動させて異常がないかを確認します。問題がなければ、カバーを装着し、ホイールを取り付けて元の状態に戻しましょう。

9.交換してから100kmほど走行した後に一度ベルトの張り具合を確認しましょう。問題がなければそのままでいいですが、必要な場合は張りを調整するといいですよ。

ファンベルトを交換しないままにするとどうなる?

キュルキュルといった音がしたまま放置する、走行距離が10万kmを超えたけどファンベルトはそのまま使い続けるなどとファンベルトを交換せずに使い続けるとどうなるのでしょうか。

結論から言うとファンベルトが切れてしまうことになります。ファンベルトはゴムでできており、内部にはファイバーでできた芯線を入れています。使い続けることで劣化していき、傷やヒビができてしまい、最終的にはプチっと切れてしまうこととなります。

ファンベルトが切れてしまうとファンベルトに関連する部品が使えなくなります。ファンベルトと関連している部品には、オルタネーター、エアコンコンプレッサー、ウォーターポンプとあります。

オルタネーターはファンを回すことで発電する機能を持っています。つまりオルタネーターが動かなくなると、バッテリーが上がってしまいます。エアコンコンプレッサーが動かないと冷暖房や除湿機能が動かなくなります。ウォーターポンプは冷却水を循環させてエンジンを冷やしています。そのため、ウォーターポンプが作動しないとエンジンが高温化し、エンジンヒートが起きることとなります。

つまり、ファンベルトが切れると時間の経過とともに色々と支障が生まれ、最後にはエンジンが動かなくなります。

異音の原因はファンベルトの劣化だけじゃない

キュルキュルという音がした場合などはファンベルトの異常とお伝えしてきましたが、ファンベルト以外の異常の可能性もあります。その場合、張りを調整したり、交換したりしても解決しません。

ファンベルト以外の異常はどんなものがあるのか紹介していきましょう。

プーリーの劣化

ファンベルトを噛み合わせているプーリーも同じように劣化していくものです。特にファンベルトを正しく取り付けていない場合は負荷がかかってしまい、痛みが早くなります。正しく取り付けていたとしても軸が経年劣化によって傷んできます。そうなると異音が発生してしまいます。

ファンベルトよりも頑丈ではあるので、すぐに故障するものではありませんが、長く使い続けていくために、また間違った修理をしないためにもベルトの交換時には

プーリーの点検も行うようにしましょう。

ファンベルトの掛け違いによる異音

ファンベルトを交換する際に正しく取り付けていれば問題ないのですが、正しく取り付けていなければ異音が発生する原因となります。

例えば張り方1つでも異常が起きます。正しい位置に取り付けないとブーリーで斜め方向に力がかかり、正しい張りを保てなくなり、軸を痛めてしまうことも起きます。

張りが弱いと異音が発生しますし、強すぎると関連部品に負荷がかかるので注意が必要です。

また、ベルトの溝とブーリーの溝が噛み合っていないと異音が発生します。正しく噛み合っているかはクラフトシャフトを回して確認する、馴染ませるという方法を取りますが、自分で修理した場合はそれをせずに終了するので、修理後に異音が発生することが多いです。

もし噛み合わないままにしているとベルトは損傷してしまい、仮に付け直しても使用でできない状態となっているため、新たにファンベルトを購入しないといけなくなります。

まとめ

ファンベルトというものは故障するとエンジン停止まで起こってしまうため、重要なパーツであることがわかりました。

旅先や予定前にファンベルトが故障すると予定が狂ってしまうので大変ですよね。そうならないように日頃から音などを気にするようにし、走行距離や経過年数も見つつ、早めに点検に出すようにしましょう。

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