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法人向けカーリース会社を徹底比較!メリットや節税になるかなどの疑問に回答

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社用車をお得に導入するために今注目されているのが『法人向けのカーリース』です。
月々の利用料金を払うだけで、すぐにリースすることが可能なので利用する会社が増えてきています。

今回は法人向けカーリースの特徴やメリット、加入時の注意点や業者の選び方など詳しく紹介していきます。

新しく車両の導入を検討している方は是非参考にしてみてください。

尚、個人向けのカーリースサービスについては「個人向けカーリースを徹底比較!所有vs.カーリースとカーリース会社同士の比較」という記事で特集しています。

法人向けカーリースが人気になってきている

約60年も前に誕生したカーリースは、法人向けのサービスとして成長を続け、今では当たり前と言ってもいいほど、なくてはならないものとなりました。

2020年3月に矢野経済研究所が行ったオートリース市場の調査によると、過去5年市場規模は膨らみ続けています。同所はその主な要因の一つとして中小企業をはじめとする、物流会社でリースが一般的になりつつあることを挙げています。

法人向けカーリースが人気になりつつあるのは様々なメリットがあるからです。税金や人件費、月々の経費などいろんな面で節約が可能であると認識され始めているのでしょう。

法人向けカーリースを取り扱う会社も増えてきており、それぞれのサービスを比較し自社に合ったものを選べることや、レンタル車種が増えたことも人気となっている理由です。

法人向けカーリースは浸透してきている

元々カーリースは、法人向けのサービスとして成長してきました。

自社の資産として計上されず、経費として計上し続けられるので節税対策にもなり、保険や点検など車両の管理も簡素化されたことにより定着してきています。

その流れから最近では個人向けカーリースも普及してきており、カーリースと似たサービスである『残価設定型クレジット』が誕生したことでより身近なものとなりました。

個人向けカーリースが当たり前になったことで、更に法人向けのカーリースも注目されています。

また、その時代のニーズに応じたサービスが増えたことで利用しやすくなり、法人向けカーリースは浸透してきています。

関連記事:軽貨物運送車両向けカーリースとは?特徴や選び方を解説

法人向けカーリースと個人向けカーリースの違い

カーリースの個人と、法人向けでの違いはいくつかあります。

一番の違いがニーズに応じたサービスの内容で、法人の場合はある程度業務の内容から走行量等が定まっているのに対し、個人向けは人によって使い方が大きく異なります。

そのため走行量や乗り方に応じて様々な価格帯やプランが用意されていることが個人と法人向けカーリースの違いです。

加入の際も違いがあります。
契約前の審査において、法人カーリースでは会社の事業内容や資本金、負債残高などの情報から収益が安定しているかが重要となります。

個人カーリースでも収入の安定が重要となるのですが、借入れや債務履歴、年収や勤続年数が審査の対象となります。

関連記事:個人向けカーリースを徹底比較!所有vs.カーリースとカーリース会社同士の比較

法人にとってカーリースと一括購入どちらがお得?

法人向けカーリース業者は多く、それぞれのサービス内容やプランに応じてお特に利用することが可能です。

また、会社の経理で考えた場合、車の一括購入では規定の耐久年数で減価償却していかなければならず、その年に一括で経費として計上することが不可能です。

カーリースの場合は、毎月のリース料を経費として計上すればいいので処理が簡単で人件費の削減につながり、契約期間中はずっと経費計上をすることができます。

支払い総額で考えた場合、金利などが掛かるカーリースが高額になると思われがちですが、返却時の価値を差し引いた額で月々の支払いが設定されるため支払い価格を安く抑えられます。

また、契約台数やプランによっては割引なども適用可能です。

関連記事:法人向け自動車保険とは?個人向けとの違いと加入時の注意点まとめ

法人にとってカーシェアリングはあり

法人向けカーリースとは別に注目されているのが、カーシェアリングです。
カーシェアリングとは、契約することで必要な時に自由に車をつかえるサービスのことです。

事前に近くのステーションで、利用時間に応じて予約しておき使い終わったら元の場所に戻す流れとなります。
法人向けのカーシェアリングもあり、車両の利用量によってはカーリースよりも更にお得にすることが可能です。

月額基本料金が必要なく、15分単位で料金が設定されているのでちょっとした利用にとても向いています。
保険や点検等も必要ないので、手間もかかりません。

関連記事:自動車保険の比較とおすすめサービスの一覧!一括見積もりサービスも選べる

法人向けカーリースを利用するメリット

次に、法人向けカーリースを利用するメリットについて、具体的に解説していきます。

初期費用がかからない

車を購入する際にまず掛かってくるのが初期費用です。
一括購入の場合はとても大きな出費が掛かりますし、その他にも以下のような費用が掛かる場合があります。

【諸費用】
・車庫証明費用
・検査登録費用
・希望ナンバープレート代

【代行費用】
・納車費用
・クリーニング費用

法人カーリースでは頭金は一切必要なく、諸費用も月額料金に含まれています。複数台でも同時に利用が可能なので、大きな出費を抑えることが可能です。

節税対策になることも

法人向けカーリースでは、月々の料金に自動車税や保険料などが含まれており、プランによってはメンテナンスや車検もパックとなっているため経費として計上しやすくなります。

また普段乗る車は自分の所有物ではないため、固定資産の計上をする必要はありません。

※契約によっては「リース資産」として減価償却が適用となってしまう場合もあります。

費用管理の手間が省ける

法人向けカーリースでは車の管理に関する費用と手間も省くことができます。月々の利用料に車の管理も含まれているからです。

車を所有する場合に必要な月々のローンや自動車税、自賠責保険などの費用が月額料金に含まれており、振り込みや書類保管などの手間も不要です。

また、車検やトラブル時の費用などはその内容によって計上できるのかを管理しなければなりません。
車でかかる費用はもちろん、それらを管理する事務員などの人件費もかかってしまいます。

メンテナンスはおまかせにできる

法人向けカーリースでは月々の定額料金に保険や一般整備・消耗部品の交換が含まれているため管理する必要がありません。

費用はもちろん、整備する工場も指定してくれるため事前に探したりする手間も省くことが可能です。

車をそこまで使用しないので、定額料金の中にそれらの費用を含めたくないといった場合は、メンテナンスのみサービス内容に含まれないプランも業者によって用意されています。

ナンバープレートを選択できる

一般的にレンタカーやシェアでは「わ」ナンバーが使用されるというイメージを持つ人は多くいます。

そのため様々なビジネスで車を利用する際に、信頼性やイメージの観点から通常のナンバーを希望する企業は少なくありません。

法人向けカーリースでは好きな番号を選ぶことが可能で「わ」もつかないため、相手にリース車などと思われる心配などが無くなります。

車種を選択できる

新車のカーリースであれば、ほとんどのリース会社で国産メーカーの全車種の中から選ぶことができます。

目的に応じて車を選びやすくなり、社長が取引先への移動で使用するのであれば高級車を選択したり、訪問販売などをする場合は荷物がたくさん乗せれる車など目的に応じて選ぶことができます。

車によって企業のイメージや印象も残しやすくなると言えます。

人気車種

法人向けカーリースでは、国産の全車種がリース可能ですが、その中でも特に人気となっているのがトヨタの「ハイエース」です。


トップクラスの積載量で、乗車定員数も多く長距離の移動にも最適です。
営業や現場作業の使用はもちろん、送迎などにも利用されています。

スズキの「エブリイワゴン」も人気車種の一つです。

コンパクトで小回りが利くので、狭い道などでも操作しやすく運転が苦手な人でも安心して利用できます。
積載量も多く、荷物の積み下ろしなどがしやすい工夫が多いので、配送用の車としても人気です。

レクサス・クラウンなどの国内高級車も人気

法人向けカーリースではレクサスやクラウンなどの高級車も人気です。

リース期間満了後の残価を差し引いた上で、月々の定額料金を算出されているため、比較的安く借りられることが理由です。

高級車といえば本体価格はもちろん、維持費が高いこともデメリットとしてありますが、カーリースであれば点検や部品交換費用などが基本的にかからないので借りやすくなっています。

ベンツなどの外車をリースできる会社も存在

法人向けカーリースの中には、ベンツなどの外車が利用できる業者もあります。輸入車を多く取り扱っているヤナセでは「ヤナセオートリース」というサービスを利用できます。

リースできるベンツ車種がとても多いだけではなく、厳しい点検基準を設けており高品質な車両を利用できます。
トラブルの際は24時間365日対応が可能であり、安心してリースできます。

関連記事:【必見】軽貨物輸送事業を開業する方法とメリット・デメリット

関連記事:軽貨物運送車両の車検の内容や費用、必要な時間を解説

法人向けカーリースを利用するデメリット

次に法人向けのカーリースを利用する上で知っておくべきデメリットや注意点を紹介していきます。

解約に違約金が発生することも

法人向けカーリースでは、3年・5年といった契約期間が設けられており、基本的に途中で解約をすることはできません。

契約期間中には毎月の料金を支払う義務があり、途中で解約する場合は、契約満期までの残高を払う必要があったり、違約金が発生する可能性があります。

万が一事故で車両が使用できない状態になり、解約となった場合でも同様に違約金が発生する可能性があります。

このようなリスクを防ぐためには、リース業者が加入している保険とは別に任意の車両保険に加入しておくことがおすすめです。

審査が厳しいこともある

審査内容の例

法人向けカーリースを利用する場合、必ず審査があり細かくチェックされます。

・資本金
資本金が多ければ通りやすいというわけではないのですが、会社の規模などを知る上でチェックされます。

・設立年数
安定した経営状況なのかを判断するために設立してからの年数をチェックされます。
設立して間もない企業は通らないわけではありませんが、重要なチェック項目の一つとなります。

・事業内容と業績
法人向けカーリースの場合、3年以上と長期間の契約が当たり前となるため、事業内容の将来性など先のことも踏まえての審査となります。
その業界の安定性なども含めチェックされます。

審査に通りやすくするためには、車種のグレードを上げ過ぎず適切なものを選ぶことや、利用する地域の特性に応じた車種を選択することがおすすめです。

走行距離に制限がかかる

法人向けカーリースでは業者やプランによっても違いますが「月間走行距離」が定められている場合があります。

500~2000㎞が平均値となっており、オーバーしてしまった場合はその距離に応じて料金を支払わなければなりません。

業者によっては、契約の全期間での平均値で定められている場合もあるので、繁忙期など時期によって走行量が変わる場合はそちらを選ぶといいでしょう。

また、定額料金は高くなりますが制限がないプランもあります。

契約終了時に追加費用がかかる場合も

法人向けカーリースにはクローズエンドとオープンエンドという2種類の契約方法があります。

オープンエンドの場合、はじめに残価を高めに設定することで月々の定額料金を低めに抑え安くできます。
ですが、契約満了時に予想していた残価設定よりも価値が下がってしまった場合、差額を払わなければなりません。

クローズエンドの場合は、残価生産の責任はリース会社にあるため、残価が低めに設定される傾向があります。

高級車や需要が比較的少ないスポーツタイプの車は価格が落ちやすいので、オープンエンド方式で契約する場合は注意が必要です。

関連記事:大型トラックの値段の相場を徹底比較(新車/中古・ローン/リース)

法人によるカーリース会社の選び方

法人向けカーリース業者は多く、そのサービスやプランも様々です。
自社に合った業者やプランを選ぶためには、利用計画を明確にしておく必要があります。

・契約予定台数
・ファイナンスリースかメンテナンスリース
・車両へのオプション希望
・走行予定距離
・契約期間
・車種
・月々の支払い予定額

これらを明確にしておけば、見積もりなどを出した時により簡単に選び安くなります。

オススメの法人向けカーリース会社

次に、法人向けカーリースを取り扱う各会社のサービスやプラン、特徴を紹介していきます。

定額カルモくん

定額カルモくんは、カーリース業界最大手オリックス自動車とネット販売を組み合わせたことにより実店舗がないカーリース会社です。

人件費や店舗費用を抑えたことにより、格安の月額利用料金であることが特徴です。
格安でありながら、本体費用はもちろん、様々な税金や自賠責保険、そのた手数料も含まれています。

『メンテナンスプラン』に加入すると整備費用も月額定額料金となり、全国の30,000店舗以上の業者から自由にお店を選びメンテナンスを受けることが可能です。
契約期間は最長で11年と長く、更に月額料金が抑えられます。

下のリンクからお見積もり・お申込みいただけます。



コスモMyカーリース

コスモ石油の『コスモMyカーリース』では、本体価格やその他税金、諸費用だけではなく車検メンテナンスやバッテリー交換、ロードサービスなども全て月額利用料金に含まれます。

また3つのプランから選択することが可能で、プランによってはガソリン代が5円/L値引きされるコスモ石油ならではの特典があります。

契約満了後は乗り換え・再リース・返却の3つから選択が可能となっています。

【ゴールドパック】

・ガソリン代が契約期間中ずっと5円/L値引き
・バッテリーやタイヤ、消耗品の交換費用込み
・車両の延長保証やロードサービス付き

【シルバーパック】

・ガソリン代が契約期間中ずっと3円/L値引き
・バッテリーやタイヤ以外の消耗品の交換

【ホワイトパック】
・ガソリン代が契約期間中ずっと1円/L値引き

※ガソリンは指定のカードで給油した場合のみで月間100Lまでに限る



MOTA

MOTAカーリースでは、国産車全メーカーで選べない車はありません。
他のカーリース業者にない特徴が、契約満了時に車がそのままもらえることです。

メーカーやディーラーのオプションであれば、取り付けが可能となっています。
契約期間は5年・7年・11年と3種類で、車検時に必要となる重量税や自賠責保険料が含まれているので安心です。
※車検整備費用は含まれていません。

納車場所は、ディーラではなく会社先や自宅となるので納車の手間もかかりません。


SOMPOで乗ーる

SOMPOホールディングスとDeNAが共同で提供しているサービスで国産車でも輸入車でも選択することができる点が特徴です。またメーカー保証外のメンテナンス内容もしっかりカバーできます。

もう一つの特徴が、リースしている車をカーシェアできる点です。SOMPOで乗ーるはAnycaというカーシェアリングサービスと提携しています。SOMPOで乗ーるで借りた車を乗らない間、他の人と車をシェアすることができるのです。カーシェアした分お金が帰ってくるため、毎月支払うお金がその分やすくなります

お問い合わせは下記のリンクからできます。


KINTO

KINTOではトヨタ・レクサスの車種をリースすることが可能で、新車に3年・5年・7年の契約期間で乗ることが可能です。
※レクサスは3年プランのみ

任意保険が充実しているため、万が一の事故やトラブルの際にも安心で自社の社員はもちろん、その家族まで加入できるものも用意されています。
事前に中途解約金が提示されるため、事業の方針による増車や減車なども柔軟に検討が可能です。

審査申込や契約手続きは、一般的に決算書が必要であったり書面にて締結しますが、KINTOの場合は全てWEB上で完結させることができます。

関連記事:軽トラの維持費はどれくらい?税金や車検の費用を解説!

まとめ

今回は法人向けカーリースについて詳しく解説してきました。

導入方法としてはリースとカーシェアリングがあり、利用状況により選ぶことでよりお得になります。

カーリースのメリットは月々の利用料金に、諸費用や車関係の税金、点検費用が含まれているため急な出費や高額な頭金が掛からないことがあります。

車検等の点検管理も全て行ってくれるため、管理の手間も省けるだけでなく月額利用料金をそのまま経費として計上できて節税対策にもなります。

注意点としては途中解約が基本的にできない事や、月間走行距離が決まっていることがあります。
月のごとの運用計画や将来の運用計画を明確にした上でプランを選ぶようにしましょう。

カーリース会社によってプランや選べる車種、契約期間に違いがあるため、自社に応じたプランや料金設定を決めてお特に運用することが可能です。

関連記事:法人向け自動車保険とは?個人向けとの違いと加入時の注意点まとめ

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